表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

電子カルテ

当院では、平成23年1月1日より電子カルテが導入になりました。

「人に読める字でカルテを書きなさい」と習ったのに、

いつのまにか処方、点滴のオーダーはコンピューターにするようになり

今度は、カルテまでパソコンで入力するようになってしまいました。

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外来の待ち時間も非常に長くなり、患者さんには大変、ご迷惑をおかけしております。

午前の外来担当医は、昼休み、トイレ休憩すらなしで連日2時過ぎまで外来をしております。

午後の外来担当医は、5時までの予定が、7時過ぎまで外来を続けている状態です。

日勤の処置室、救急外来の看護師さんが夜11時過ぎまで勤務している日もあります。

もうちょっと

もうちょっっっっっとすると、待ち時間も短縮され,

きっとよくなるんだろうなと感じさせるシステムではあります。

ちょうどインフルエンザが流行するこの時期に電子カルテを導入したことで大変なご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、

医師も看護師もコメディカルも目一杯がんばっております。

もうしばらくのご辛抱をお願いいたします。

 

電子カルテにはいろいろ仕事が楽になるツールもありそうです。

研修医の先生達、いい方法があったら教えてね。

テニスサークル

昨年、テニスをやっていたことのある医師が意外といるらしいということで

研修医のA垣先生を中心に、テニスサークルが立ち上がりました。

仕事場でかく汗は、あまりいいものではありませんが、

テニスでかく汗は、気持ちがいいものです。

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沖縄も今は冬、外の気温は13度くらいしかありませんが、内地は大雪という事を聞くとテニスが出来るだけいいかなぁと思ってしまいます。

電子カルテが導入され、インフルエンザが猛威をふるい、退職も相次ぎ、病院はとっても大変、病棟は大変、外来も大変、救急も大変なこの時期です。

ダブルスが出来る4人集まるかなぁ、とドキドキしていたところ

今日はなんと6人も集まり、とっても楽しくテニスが出来ました。

寒さなんて最初の10分、後半はTシャツでテニスをしていました。

テニスをしているときは、ずーーーーーーっと楽しくて

病院で抱えていた不満もストレスも、愚痴も吹っ飛んで行ってしまいます。

やっぱり、たまには、リフレッシュしないとねーーー。

コラボレーション

毎週木曜日の朝は循環器の抄読会をしています。
論文を読んできたり、トピックスをもってきた医師が皆の前で発表、検討をしています。
担当をとくに決めているわけではありませんが、何も準備されていないということはありません。

それぞれが週に一つ二つは最新の知識を勉強しているということなんでしょう。
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今週は、アドリアマイシン系の抗がん剤による心毒性についてのUp to dateについてでした。

当院は沖縄県内では数少ない血液内科の先生方が5人もいる施設です。

化学療法などの治療も積極的に行われており、循環器内科としても、原疾患によらない、薬剤の副作用による心臓機能障害を早期発見、早期治療が行えるように検討していこうと言うことになりました。

現在のスタンダードは、心エコー検査でのEF(左室駆出率)とBNPという血液検査での異常になっていますが、より早期に心毒性を描出するために、EF以外のエコーの指標や、当院では以前より多く行われている心筋シンチを利用できないかなどと活発な議論となりました。

血液内科と循環器内科のコラボレーションができる病院はあまり多くはなく、研修病院として当院の特徴かもしれません。

病院の方針がすばらしいから、コラボができるというのではなく、
きっと、同じ内科どうし、当直も、急患も、重症患者さんも、いつもつらさを分かち合っているから、

困ったときにはお互いさま、一緒になんとかしていきましょうよ、という同志の様な気持ちが育つのかもしれません。

研修医の先生、あんまりゆるい病院より、ちょっときついくらいの病院が、

やりがいもあって、仲間もできて、いい病院だと思いますよ。

救急外来送別会

沖縄県内では、インフルエンザが流行中です。

とってもがんばっている先生がいます。

疲れを見せないように大丈夫ですと無理をしている看護師がいます。

休めばいいじゃないかと思うかもしれませんが、休めないんだろうなと思います。

早く帰って休めればいいのに、自分が休むと、同僚に負担(迷惑)がかかってしまう、

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そう考えると、

もうちょっとならがんばれる、まだ大丈夫と、

無理をして、働いてしてしまうがんばり屋のスタッフがいます。

なんで、こんなに待つんだ、と患者さんに怒られながらも

みんながんばっている、やっている。

がんばってない人なんていないんですよ。

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がんばっているんです、

わかってください・・、  と思うことがあります。

今日は、救急外来の送別会だそうです。

24時間救急をことわらないという旗印のもと、

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戦場のような救急外来で働いてくれていた、

とっても頼りになる看護師さん達の送別会です。

今は、帰ってきてくださいよ、また一緒に働きましょうよ、

とはちょっといえない・・・かな。

いつか、体制がととのったら、帰ってきてくださいね。

またいつか、一緒に働ける日を楽しみにしていますと伝えたいです。

(当直なので今日は、伝えられませんが・・)

本当にお疲れさまでした。

カテーテル検査

心臓を患ってしまった方をよくするために

カテーテル検査、カテーテル治療をしています。

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待っている家族がいるから

ちゃんとよくならないとね。

そう、患者さんに語りかけながら治療をしています。

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カテーテル治療、集中治療、救急医療

すべて、ひとりのスーパードクターのおかげでできているのではありません。

医師、

看護師、

検査技師、

放射線技師、

臨床工学技師、

その他、たくさんのスタッフに支えられてベストの治療ができるのです。

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「どうしても助けたい」

その思いが、チームをつくるんだと思います。

今日も、2時間以上かかる難症例を2例、無事に治療することができました。

時間がかかっても、よい治療が行えたときには、

一緒に喜んでくれるスタッフと働けて自分たちは幸せだと思っています。

春になると、

チームに参加してくれる後期研修医がやってきます。

一緒にがんばっていこうねー!

RyuMIC臨床研修指導医養成セミナー

RyuMIC臨床研修指導医養成セミナーなるものに1月22日から23日まで参加することになりました。

先日、その実施要項たるものが郵送されてきました。22日の9:00から23日の16:00まで中部のとあるホテルで行われるそうです。部分参加、途中参加はだめで、セミナー中は携帯電話やポケベルの電源をオフにしてくださいとの徹底ぶりで、夜も家に帰れずホテルに泊まりなさいとのこと、なんちゃって主婦も兼業している身としては、かなり厳しい条件です。いわゆる軟禁状態ですね。セミナー費用も40000円とお高く、自腹だったらかなり躊躇しますが、ここはドクターの勉強と研修医の教育には熱心なハートライフ病院のこと、当然のように病院が負担してくれました。

日々感じていることなのですが、この病院はドクターのスキルアップや勉強をかなり積極的にバックアップしてくれます。私は赴任早々、半年間琉球大学に研修生として週に1回勉強に出ていたのですが、「どうぞどうぞ」という雰囲気で、気持ちよく通学させてもらえました。ありがたい話です。

ハートライフ病院の売りを、上記のほかにあげてみたいと思います。

科の横のつながりが比較的スムーズである。医局員が70名ほどと比較的大所帯な割にはよいと思います。医師は一人では仕事はできません。一人の患者さんに関していろいろな科とディスカッションが可能です。科ごとのアプローチの仕方の違いなどが体感できるのは、初期研修をするうえで大きな魅力ではないかと思います。

琉球大学とのつながりが比較的強いこと。地理的にも近かったりします。一般病院にいながら、アカデミックな経験もできたりします。

ぱっと思いつくだけでもこんだけあります。

セミナーが終わったら感想も書いてみますね。

夜遅くまで

当直だけが夜の仕事ではありません。

受け持ちの患者さんの具合が悪いときは、何時まででも残業です。

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土曜日も、日曜日も出勤し、患者さんのことを考えています。

悩んで、悩んで、患者さんが少しでも元気になれるように

研修医の先生がついていなくても、

ひとりでも

指導医の先生はがんばっています。

抄読会

指導医だって、勉強中。

論文読んでる?

ガイドラインはちゃんとみた?

と言われることの多いハートライフ病院の研修医の先生達

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でも、指導医だって、最初から英語が読めた訳ではないんです。

みんな、やらされながら(上の先生達から読まされながら)

ちょっとずつ、読めるようになってきたんです。

いじめてる訳ではありません。

先生達の今後の成長につながると思って、読んでもらっているんです。

研修の2年間なんて、通り過ぎれば、あっという間の二年間です。

気づいた時には、自分で論文を調べて、ディスカッションのできる3年目になっていようね。

家族サービス

地域のもちつき大会に参加しました。

東北では、大雪だという事ですが、沖縄には雪は降りません。

よくみると脳外科のK先生も杵を振り上げていました。

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元気に仕事ができるのも

支えてくれる家族がいるからです。

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この連休、今の所、救急からの呼び出しはありません。

世の中が平和という事が一番の幸せです。

研修委員長

長年にわたる救急医療に貢献したということで、総務大臣賞をいただいたK場先生。

病院の副院長でありながら、研修委員長、麻酔科部長、集中治療室長、手術室長なども兼任しております。

研修医をはじめ、救命士、看護師等の若い医療人への教育に熱意を持って指導に当たり、ほぼ毎月行われる院外のBLS、ACLS、PALS、JPTECではインストラクターとして毎回参加です。


若い医者に負担はかけられないと
当直にもはいり、重症患者さんが搬送されてくると眠い眼をこすりながらもACLSにのっとった指示をだします。

当直明けの朝くらい少し休ませてあげたいのですが


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この後も、CPAの患者さんが搬送され、

疲れた体で日中の手術の麻酔をかけにいかれました。

忘年会で、ぽろっと言っていた


「俺、来年、還暦なんだよ・・・」
.という言葉が、しみわたります。



.K場先生、無理しないでくださいね。

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