表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

Sim Marathon @ Sendai

東北大の遠藤先生が主催するシミュレーションコースに参加してきました。

shidi12_1230_01

東北大、仙台、宮城の救急関連の先生、看護師さん、救命士さんが中心かと思っていたら

琉球大学出身の研修医の先生は、北海道帯広からの参加。

獨協医大の池上教授も受講生に名を連ねるなど、遠藤先生のインストラクションを勉強しに全国から受講生が集まりました。

shidi12_1230_02

症例はすべて、東北大高度救命救急センターでの自験例のため臨場感のある症例提示。

沖縄に来てからはお会いすることのない「偶発性低体温症例」へ実際にPCPSを導入し復温するシナリオや、有機リン中毒シナリオなど現実的なさまざまなシナリオが準備されていました。

各施設のさまざまなホワイトボードの使い方や、DAM(気道困難症例への気道確保物品を準備する)カートの実際も見学することができました。

shidi12_1230_03

でもシミュレーションコース、実はとっても苦手。

なんだか人前で人形相手に型のごとくやるのは恥ずかしいなぁ  :oops:

インストラクターの準備した落とし穴にいい年した自分たちが落ちるのも、小馬鹿にされてるみたいで嫌なんだよなぁ  :roll:

とだいぶ偏見を持ってシミュレーションを考えていたのですが、今回遠藤先生のインストラクションで参加させてもらい

そうだった  8-O

練習(シミュレーション)で上手にできないことが、

本番(臨床の現場、救急の現場)でできるはずがない。

本番で100%の結果をだすためには、くりかえし繰り返し練習するしかないんだよ!

ほんとうに助けたい人がそこにいるときに、

「あ、あれをしておけばよかった  :cry: 」、

「これをさきにしておくんだった  :-?

と後悔しないようにシミュレーションをつんでおくべきだということに気づかされました。

shidi12_1230_04

エアコンをかけて沖縄をでましたが、仙台は雪が降っていました  ;-)

でも、なんだかとっても納得ができたこと  :-D と久しぶりの光のページェントもみれ、熱い想いを持った受講生ともたくさんの知り合うことができこころはぽっかぽか  :-P です。

よかったです。

ありがとうございました。

カテ室御用納め

今年一年、緊急カテや新たに始まった脳血管内治療などでお世話になっている関係各部署の皆さん(救急外来、内科外来、ICU、循環器呼吸器病棟の看護師さん達、生理検査室、レントゲンのみなさん、臨床工学技士さん、今年始めた心リハの理学療法士さん)を招いて、お昼休みを利用してちょっと早いですが御用納めを行いました。

カテ室忘年会1

もちろん、ノンアルコールですよ。

医療は、たくさんのParamedicalに支えられて、なんとか成り立っています。

今年一年お世話になりました。

また来年も大変だと思いますが、よろしくお願いいたします。

でも、入れ替わり立ち替わりで師長さんの準備してくれた8㍑のスープ、60枚以上のお皿がなくなったみたいです。

て、ことはいったい・・・・

・・・たくさんの仲間に支えられていることに感謝です。

大望年会

今年も互助会主催の大忘年会が西原エリスリーナで開催されました。

夜勤じゃない方のほとんどが参加されたんではないでしょうか?

大望年会01

会場は人であふれ、グラスをおく机がたりないほどでした。

いつも大変お世話になっている救急隊のみなさんも参加していただき、

大忘年会02

今年一年の感謝と、また来年も地域の皆さんを助けられるよう約束をしてきました。

司会は、なんと「川満しぇんしぇい」

大忘年会03

(循環器部長、救急部長もにこにこで記念撮影)

でも、

やっぱり、

忘年会と言えばやっぱり余興

大忘年会04

申し込み17部署から選別された10団体が、競い合う形式はとっても最高!

ゴールデンボンバーあり

大忘年会05

桃色?クローバーZあり

大忘年会06

そのなかでも優勝した病歴フラダンスチームは圧巻でした。

時間制限もわからないほど盛り上がった忘年会は、各部署に分かれて二次会へ移動

大忘年会07

これがあるから、頑張れる!

また来年もよろしくねー!!

ハートライフっていい病院だなぁって思える忘年会?望年会でしたよー。

災害対策

あの震災から1年半が経過し、ようやく当院でも災害対策、防災対策について検討しようという委員会がたちあがりました。

災害対策01

遅い!!といわれれば、まったくそのとおりですが、やらないよりはやっていこうよ、と病院の上の方の皆さんが思ってくれたことが救いです。

ただ、大きな問題は論点がすり替わらないようにすること!つまり、重箱の隅をつつくようなちいちゃいことから話し合うのではなく、

大きな目標 「All hazard approach」すべての災害に対応できるマニュアルを作成、危機管理対策をたてることです。

でも第一にしなければならないこと

今の問題、現状をあきらかにすることからスタートです。

そこでクイズ!!

災害対策02

ICUだけではなく、病棟でも稼働していますが、

「ハートライフ病院には、レスピレーターは何台あるでしょうか?」

人工呼吸器が14台。

BiPAP Vision 平日1台、週末のみレンタルで+1台。

ASV 2台(レンタル)だそうですが、

BiPAPは最大4〜6台レンタルしていることもあるそうです。

クリニカルクラークシップ

10月後半から、琉球大学からクリニカルクラークシップというなんだかよくわからない名前のついた実習で学生さんが来ていました。

ポリクリと何が違うんだ!という基礎的なところからいろいろ調べ、どうやら国家試験をとおったあとすぐ臨床の現場で戦力となれるような医学生を育てるというのが目的のようだということがわかりました。

ただ、実際実習に来てもらった学生さん達は、いまひとつポリクリとの違いがわかっていらっしゃらない印象もあり、なんだかなぁという感じです。

クリニカルクラークシップ

でも、最近の学生さんは一生懸命です。

5年生なのに、さぼってこない、寝坊して遅刻、なんてこともほとんどしない。

ちゃんと勉強しているなぁ、という印象です。

ただ、まだまだ前半戦。年明けからゴールデンウィークあけまで不定期にまた別の学生さん達が来るみたいです。

一生懸命な医学生さんたちー。

卒業したらハートライフで初期研修をおねがいしますよー!

スライド作り

学生時代には、ほぼ作ることがなく。

医者になったからと言って、きちんとスライドづくりをならう機会なんかないものの、学会発表や症例発表を繰り返すうちに、1年目後半になるとスライドづくりも上手になってきます。

「言いたいことを言う」スライドではなく

「聞かせたいこと、見せたいものを魅せる」スライドへ

彼らのスライドは日々成長しています。

スライド作り

忘年会のお知らせですが・・・

3階新病棟

きっと、重症さんはこない〜〜♬、こんないい天気の日には〜〜

というあわい希望がかなえられることもなく、昨晩も冷や汗をかきながら、一生懸命働きました。

今回は、ICUに入れるほどではないけど、急変するおそれもあるからしっかり診てほしいという方が前夜から入院することが多い新3階病棟のご紹介です。

3階新病棟01

ICUは朝日と海がきれいですが、新3階は山の緑と空の青が映えます。

3階新病棟02

看護師さんは、ICUの看護師さん達なので頼りがいがあります。

後期研修医の先生達の主戦場でもあります。

3階新病棟03

あんなにたよりなかったTまよ先生も、Kん城先生も今ではハートライフの主力選手です。

若いときの苦労は買ってでも・・とはよく言ったもので、

やらされて??、まかされて!!!!、彼らはだんだんたくましくなってきています。

忙しさに流されてしまうこともなく、ちゃんと患者さんに向き合っていく彼らの姿は、きっと初期研修医の先生達にいい影響をあたえていると確信しています。

大変だけど、がんばろうねー

いい天気

12月も中旬ですが、今日はとってもいい天気!

いい天気01

こんな日は、きっと具合のわるい患者さんもいないはず!

いい天気02

病院からの景色の一番の特等席は、やっぱりICUからですかね!

ITLS access コース

車を破壊し、天井をひっくり返すことで有名な、ITLS access コースに ER nurseと参加してきました。

ITLS access コース 01
事前学習、テキスト、講義を受けている間は、車両の破壊にばかり目が向き、やっぱりまちがって受講しちゃったんじゃないかと心配でしたが、午後のシナリオステーションを行いながらだんだんと気持ちが変わっていきました。
迅速にアクセスするための手段、方法として窓ガラスを割り、天井を外すという行為があり、その際も傷病者の安全確保を忘れないということは、傷病者役として車内に残され自分の身の危険を感じたたときに痛感しました。
ITLS access コース 02
このコースのお約束で・・というシミュレーションコースが多い中、救出するために与えられた時間だけが決まり事というこのコースでは、まず自分や周囲の安全を確保し、決まり事で別隊を呼ぶのではなく、必要だから呼ぶ、そして場合によってはお互いを補いながら、迅速に傷病者へ接触(アクセス)し、初期評価を行い、救助の優先度を相談しながら決め、可能なら初期治療を行い、車外へ救出する。
救急隊のみなさんが現場でされている苦労を痛感し、たらいまわしなんてあり得ない、病院へどんな想いで患者さんを連れてきているのか、そこに助けてほしい患者がいるのであれば医療従事者には現場へでてほしい、そして現場に居合わせたときには、まちがっても傷病者になってしまう危険性などがないように準備、勉強ををしておくべきだと実感したすばらしいコースでした。
ITLS access コース 03
さすがの沖縄もだいぶ寒い一日でしたが、あっという間の一日で、不消化な部分はこれから復習が必要ですが、熱い想いももった救命士さん達と同じ時間を共有できて、心はとってもあたたかくなりました。

あとは、このエッセンスをどうやって院内の他のスタッフに伝えるかですが、これが一番難しいところかもしれません。

避難訓練

本日、3階病棟で訓練火災が発生。避難訓練が行われました。

避難訓練 01

脳外科部長も参戦?参加??。

K場副院長、N地副部長などの厳しいチェックに加え、

消防救助のプロ、中北消防さんからもチェックをしていただきながら
避難訓練 02

実践さながらに訓練が行われました。

避難訓練 03

振り返りをおこなうと、いろいろな意見がでてきますが、

やはり大事なことはCSCATTTだということを実感しました。

問題点もCSCATTTに添ってやるときっともっと有効かもしれません。

(すしあんじょうほうよう場所とり のほうがいいのかな?)

避難訓練 04

スタッフの皆さん、傷病者役のみなさん、おつかれさまでした。

よりよい病院になっていけるよう頑張っていきましょうね!

次ページへ »