表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

新年の準備

2017年を迎えるにあたって

 

ハートライフ病院の救急車搬入口をお色直ししてもらいました。

 

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昨日までは

天井には蜘蛛の巣がはり、壁もすすけ、窓ガラスからは中の掃除道具や

ゴミ箱が見えてしまう残念な入口・・

 

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文字も小さく見えにくいため、

救急車に乗ってこられた方だけでなく、

救急外来の入口と間違えて入ってきてしまう方もいらっしゃいました。

 

 

決め手は、沖縄県のCMに採用されたときの

 

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特定健診をちゃんと受けないと

このちょっと残念な感じのふる〜〜い病院に運ばれちゃうぞ

 

的なイメージで採用されてしまった当院の救急車入口のイメージを

 

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絶対助ける

 

ちゃんと助ける

 

もっと助ける(ドクターカーも使って)

 

という強い意志が伝わるような入口に、イメージチェンジをしてもらいました。

 

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これからは

「救外の・・」(救急外来)という古い言い方ではなく、

 

「ERの・・」って、言えちゃう気がします。

 

新年の準備はできた、かなぁ!

 

クリスマス回診。

毎週土曜日の午前中に、循環器内科では総回診をしています。

 

そして、この時期には毎年恒例の

 

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クリスマス回診を行いました。

 

残念ながら今年のクリスマスは病院で過ごすことになってしまった

 

患者さんやご家族さんに

 

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ちょこっとでも

 

くすっと笑っていただける

 

ちょっとでも笑顔になっていただければ

 

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と思っています。

 

患者さんが笑顔になれるよう

 

7階病棟の看護師さんが考えてくれる季節ごとのイベント回診。

 

今年も来年も再来年も、ずっとつづいていくといいなぁ

 

体外循環シミュレーション

劇的救命を可能とすることがあり、

 

当院でも、院内で10名を越える患者さんに使用した

 

ECMO(PCPS)といわれる 体外循環のシミュレーションを

 

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年末ということもあり

 

予定の心カテが早めに終わった午後に

 

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ちょっとしたプレッシャーを掛けた状態で

 

循環器内科指導医のあたたかいサポートのもと

 

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経験豊富なMEさんたちにあたたかく見守られながら

 

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救急・循環器を研修している

 

Oた、Oやま先生にやってもらいました。

 

いつも助手に入り、介助しているものの

 

模擬血管とは言え、

 

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実際に穿刺、カニュレーションをするという経験は

 

今できること、できていること、できていないこと、できないことが

 

あきらかになるいいトレーニングです。

 

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来年は今以上に活躍が期待される先生たち〜

 

一緒にがんばって、

 

劇的救命、させていこうね〜〜!!

やっぱり楽しい大望年会

今年も結婚式場をお借りして大忘年会(望年会)が

安里理事長の発声で行われました。

 

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これからも救急、急性期病院にこだわってやっていく

という力強いメッセージは、働く職員にとって心強い挨拶でした。

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そして

猛威を振るうインフルエンザのため

予定されていたスタッフの参加が困難になった部署もありましたが

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例年どおり!?

 

例年以上のパフォーマンスで会場を盛り上げ

 

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今年も

 

来年も

 

その先も

 

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笑顔で親切、ハートライフ病院

 

でがんばっていけるような気がします。

 

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毎日、毎週、毎月、いろいろありますが

 

今年一年、楽しく働けたのは

 

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一緒に働くスタッフのみなさんと

 

その御家族の皆さんの笑顔のおかげです。

 

これからもよろしくおねがいしますね〜〜

 

急に寒くなりました。

沖縄も急に寒くなりました。

 

その影響もあり

 

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体調を崩され、救急搬送される重症患者様も増えています。

 

ということは

 

スタッフの夜間や緊急の呼出も増えています。

 

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インフルエンザも胃腸炎も流行が続いており

 

体調管理には十分注意が必要です。

 

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でも、まぁ

風邪を引く暇もない・・というのが現在の状況かもしれません。

 

そして

早朝の出勤時、ふっと気づくと

 

病院隣りの増築工事がだいぶ進んでいることに気が付きました。

 

そろそろ旧館、救急センターの改築の話もすすんでいくといいんですが・・

Hybrid ER

せっかくの内地にお呼び頂いた機会を活かすため

特別講演の翌日には埼玉県大宮市にある

 

自治医科大学附属さいたま医療センター

 

の救急部を見学させていただきました。

 

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守谷俊 教授率いる救急部は、救急搬送件数も激増

 

本年4月に埼玉県6番目の救命救急センターとして認可され

 

救急領域では非常に非常に熱い

 

Topicsでもある「Hybrid ER」を導入、

 

たくさんの救急医が集まってきています。

 

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「Hybrid ER」とは、

 

初期治療を行う部屋にCTと血管造影、血管内止血術ができ、

さらに麻酔器も準備し緊急開胸手術・開腹手術も行える環境を

初療室に整備するERのことで

 

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金額的もおそらく非常にするとは思いますが、

重症の多発外傷をはじめ時間と戦う救命の現場に圧倒的な力を発揮する

その効果と実症例をお教えいただきました。

 

本当に羨ましい!

 

ここに運ばれてくれば現在の当院では助けきれない患者様が助けられる

可能性があるのではと思われました。

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当院も現在の増築の工事が終わるとERを始めとした旧館の改築が予定されるはず

お金はそんなにかけられなくても、

アイデアでHybrid ERに似た機能をERに持たせることができないか、

いろいろ相談ができればと考えています。

 

今回はお忙しい中、いろいろご案内いただき本当に有難うございました。

とっても勉強になりました。

これからもご指導をよろしくお願いいたします。

 

上尾中央総合病院での循環器救急懇話会

埼玉県上尾市で行われた救急病院と所轄消防が一堂に会する

第一回の循環器救急懇話会に、特別講演と言う形で

心電図・画像伝送システムの取り組みについて、

お話をさせて頂く機会をいただきました。

 

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旧帝京大学のあのご高名な一色教授に座長をして頂く会に呼んで頂けるなんて

ほんとに、ほんとに光栄で、大変緊張しましたが、

 

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当院と所轄消防とのみなさんで実際に行い、

救命・社会復帰のための工夫や、実際のノウハウをお話した所

 

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やはり勢いのある民間病院である上尾中央総合病院さんでは

導入をためらっていたはずの院長先生の気持ちが一気に動き

当院以上の台数の導入が急激に決まりそうでした。

 

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救急搬送件数も当院の約3倍、常勤医師数も2.5倍、

循環器内科・心臓外科医の数を足すと当院の5倍もいる都会の病院が

このシステムを導入された場合の患者様は非常に多くの恩恵を得られるのでは

と羨ましくなりました。

 

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費用対効果、も大事ですが、

一人の方を救命する、社会復帰させるために

必要と思われるものに関しては、導入しましょう!!

という院長の熱い想い、お言葉には、いい病院だなぁ、

だから人が集まるんだなぁと感じさせていただきました。

 

この度は、このような貴重な機会をいただき本当に有難うございました。

 

形成外科 研修医 レクチャー

形成外科は、歴史の浅い診療科です。来年4月の全国学会で還暦(第60回)をやっと迎えます。

なので認知度はまだ低いのが現状です。患者さんはもちろん、医療スタッフにですら「せいけいげか」と言われることはまだ日常茶飯事です。

悔しくはありますが、うかうかしてられません。我々学会員が認知度を高めるように日々努力です。

院内研修医向けの講義が朝の忙しい時間を割いて各先生方により行われております。

形成外科は、なんといっても きれいに縫って、きれいに治すことを追及している診療科ですので、そのさわりだけでも触れてもらいたく、3回とも縫合について講義を行いました。といっても講義は1回のみで、あとの2回は皮付き鶏肉を使って実際の縫合を体験してもらいました。

最初の うまい下手は、一人前の形成外科医になるにあたって重要ではありません。手術はもちろん、縫合処置は体で覚えるしかないのです。努力すれば必ずうまくなります。

なので、さわりの縫合練習で挫折せず、形成外科の門をたたいてくれる若い先生を待っております。

患者さんはscarless wound healingを求めておりますし、われわれも、それについて毎回の学会でdiscussionしております。

形成縫合レクチャー      (1) 形成縫合レクチャー      (5)

 

BHELPコース

集団災害医学会がサポートする

 

被災し、避難所に入る場合、

医療関係者として何ができる?

どんなお手伝いができるか?

 

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という

DMATやJMAT、医療の救護班としての立場ではなく

被災者側にたった時、一医療関係者として

こうかかわっていけると避難所運営がいいかもしれない

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という初の九州開催のコースを受講するため

医局の忘年会も予定されていましたが、

 

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ラーメンの街、福岡に日帰りで行ってきました。

福祉避難所、ヘルスケアトリアージ、避難所アセスメントシート

など、知らないと損する?、知らないと困る!、試してみると難しい!

などいろいろな収穫がありました。

 

このコース、医師が主体となって、ではなく

看護師さんや保健師さん、社会福祉士さん

いやいや

病院で働いている人、診療所で働いている人

介護施設を手伝っている人、

などなど

もっと広く門戸を拡げて、

医療関係で働くみなさんは知っておいたほうがよい知識の気がします。

 

それにしても

日本の災害医療はすすんでいるね〜

まだまだ知らないことだらけだね〜〜って感じです。