表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

循環器学会 九州地方会

琉球大学から約半年研修にきているSのお先生

 

研修の締めに学会発表を準備しておきました

が、

「いそがしっすよ〜」

「おわらないっす」

「だめなんすよね〜、気づいたら寝てて・・」

 

となかなかスライドが出来上がりませんでしたが、

 

 

せのお先生

出発前日の当直でどうにか、スライド、原稿を仕上げ予演会

 

行きの飛行機は、座席の予約がないため乗り遅れそうになり

 

学会受付では、研修医証明書を準備せず、会費が高くなりそうなのを必死で説明

 

スライド受付では、パソコンが古く、なかなかつながらず

 

発表の前には、まだ自分の順番ではないのに、次演者席に座り

 

 

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なんとか、無事発表を終え

 

「自分、なんとかなっちゃうんすよ〜」

 

って

 

帰りの飛行機のチケットをなくし、

 

地下鉄の中で鞄を全部あけてもでてこず

 

「やばいっすかね〜、でもなんとかなるっす、たぶん」て

 

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結局、指導医の搭乗手続きにあわせて

チケットの再発行ができたものの

 

 

「ほんと、なんとかなっちゃうのがこわいっすよね〜」

って

 

たぶん

なんとか、

なってないとおもうぞ・・Sのお先生

明日からは離島研修らしい・・

 

「釣り竿持っていくっす」

「最高っすよね〜、○○島」

 

大丈夫か〜

 

がんばれ、Sのお先生!

梅雨明け

 

長く続いた梅雨が明けました。

 

急に

 

ぐっと

 

暑く

 

なりました。

 

 

梅雨明け

 


湿度は、そのままに・・

 

ハートライフ病院には

内地からもダイビングや沖縄の海が好きな

たくさんの新入職の 職員がいらっしゃいます。

 

皆さんお待ちかねの

 

「沖縄の夏」

 

満喫してくださいね〜〜

Heart Life DMAT

 

DMAT (Disaster Medical Assistance Team)

といわれる、

災害急性期に活動できる機動性を持った

トレーニングを受けた医療チーム

の養成研修に参加してきました。

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イメージとしては

こんな感じの

「がれきの下の医療」をイメージしていましたが

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実際は、そうではなく

ハートライフ病院DMATチームとしてがんばるための

ではなく、

このDMAT研修を受けた全国の仲間と

災害の急性期に

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自分たちの安全(safety)が確保された

SCU(Staging care unit)や

現場救護所などで協力しながら

一人でも多くの傷病者を助けるために

全力を尽くす、方法を勉強した感じです。

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指揮命令系統の確立(Command and control),

情報伝達(Communication)の難しさなどを訓練で実感させて頂きました。

 

DMATというとドラマなどでは現場へ「出かけていく」でしたが、

沖縄県内で災害が発生した場合には

全国からDMATを引き受け協力しながら災害対応をしていく必要があります。

 

この研修は、病院としての資格取得のための研修でした

DMATはもうわかりました、次は現場で活躍できます

というのではなく、

災害対応へのはじめの一歩、

基礎の基礎を勉強した、訓練した印象です。

これからです、

実践訓練への参加を繰り返し

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これから災害対応のスペシャリスト集団になっていけるように

頑張っていきたいと思います。

 

名札も帽子もワッペンも間に合いませんでした。

 

電車に乗り遅れちゃうDrや

乗り遅れちゃってることに気づかなかったロジ(業務調整員)さん

枕が変わると眠れなくなる看護師さん

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ビールよりもケーキ

というのは

びっくりですが

 

これから院内の災害対応についても

しっかり準備していきたいと考えています。

皆さん、ご協力よろしくお願いいたします。

暑い・・

6日ぶりに研修から帰って来た沖縄は

気温 30℃

湿度 90%

雨も降っていないのに、この暑さ・・

 

夜になっても暑さ、べたべたはおさまらず

 

 

アイスがない

 

買いにきたコンビニも

アイス がなんと

ほとんどが売り切れ

 

 

 

氷もない

 

氷もまさかの完売

あっつい・・

そろそろ梅雨明け、ですかね

 

 

兵庫県 災害医療センター

 

西日本で災害医療と言えば、

兵庫県災害医療センターを見学させていただきました。

 

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ドクターカーで出ることは

特別

なことではなく

早期の医療介入をすることで

患者様の救命、

社会復帰のために必要な医療

として実践している病院でした。

 

ドクターカー 準備室

 

あたりまえのことを

あたりまえにする

 

助けたい人がいるから

はやく患者に接触、

治療を開始する

 

そのために

ドクターカーがある。

ドクターカーで出動する。

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救急医療の第一線で働く 元同僚の成長と

 

自分たちのこれから目指していくべき場所を

見せていただいた気がします。

 

ありがとうございました。

 

べったべた

 

当直の朝

「CPA(心肺停止)患者様の受け入れ可能ですか?」

とのモーニングコール

あさ

 

梅雨のため、強い湿気でべったべたの廊下をあるいて

ERへ向かうと

「酔っぱらいが、寝てただけみたいで・・不搬送になりました」と

まあまあ

元気だったってことは良かったってことだね

それにしても、ひどい湿気

カビカビのシャワー室で、汗を流して

朝からの仕事を頑張りますかね・・

がんばっているらしい

 

 当院から、もっと厳しい場所で頑張りたいとでていった看護師さんが

 

 

 

 高度救命救急センターのホームページの顔になってでていました。

 

HEMC 初療室

 

 ザ、うちなーんちゅ

 

 がんばっているみたいです。

 

やまだくん

 

そろそろかえってこないかね〜

Ito先生、成長中

 

 

4月から救急に研修に来た1年目のIto先生

「最初、救急を選んだの、間違いかもしれません・・」

と言っていましたが

2年目の先生と一緒に、成長中。

JPTECも受講し、非外傷、外傷とわず落ち着いて診療が行えるレベルに到達です。

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最初は、

Sんざと先生おすすめの「当直医マニュアル」しか入っていなかった

研修かばんには

なんとこんなにたくさんの本を

 

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毎日、ERにもっておりてきます。

こんなにたくさんなら、

持って歩かず、ERの本棚においておけばいいのに

思ってしまいますが

自分のペースを崩さない

きっと

Ito ‘s Ruleがある気がします。

DIRECTセミナー(IVRハンズオン)

外傷診療におけるIVRを勉強するため大阪に来ました。

会場は関西国際空港から一駅の「りんくう総合医療センター」

 

ということで、ホテルも駅近くにとったため

 

晩ご飯は、とんかつ定食、を食べた後に

昔一緒に働いていた同僚から大阪(なんば)で飲んでいると電話が・・

 

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夜も遅かったので、飲み会には参加できず、

 

 

朝は、コンビニ、

お昼は、会場で支給されたお弁当・・

くいだおれ大阪は、どこに行った・・

 

ですが、

外傷診療については

二日間とっても有意義な話が聞け、

理解が非常に深まりました。

 

そして

当院でIVRを担当してくれている放射線科のT良先生とも会場でばったり。

災害のコースで知り合った救急医の先生とも再会。

 

救急診療についての熱意も高まりました。

が、

やっぱり

大阪をまったく満喫できず。

 

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と帰りの電車を待っていたら

 

ガンダム世代の自分にご褒美か

 

偶然、

赤い彗星

ネオジオン軍仕様のラピートが・・

 

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沖縄に帰る飛行機は

またしても遅れ、自宅に着くのは夜中です。

が、

これから外傷診療にはIVRが重要ですねと

T良先生と熱いお話をしながら

最後に、大阪名物?

モダン焼きも食べることができました。

お好み焼き

 

いろいろありますが、

なんだか

いい風が吹いてきている気がします。

 

泉州救命救急センター

近畿外傷診療フォーラムの参加にあわせて

急遽ですが、お世話になっている先生にお願いして

外傷外科手術治療選択コース(SSTT)などで有名な

大阪府泉州救命救急センターを見学させてもらいました。

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基本的に三次救急のみを受ける、外傷診療を非常に得意とした

高度救命救急センターの位置づけではありますが、

徹底した救命救急、集中治療までを独立した形で行う救命救急センター

ドクターカーの中も見学させていただきました。

患者に接触した時点から治療を開始、

引き続いて質の高い高度医療を病院内でも行っていく

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救命のために緊急手術が行われるまでの時間が平均16分

 

 

 

救急外来で開胸、開腹すること

 

バイタルが不安定な状態であれば、手術室に運ぶリスクを考え、

 

ICUで開胸、開腹することもままあるということもお聞きしました。

 

あたりまえのようにダメージコントロール手術(DCS)を行い

予測救命率の非常に低い多発外傷での重症患者様へも

非常に高い救命率を誇る理由が、かいま見れた気がしました。

 

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これからは外傷診療の質も高めていく努力が当院には必要です。

優秀な外傷外科医が育つことも大事ですが

血管内治療ができる放射線科医、救急医や

全身管理ができる救急医、集中治療医など

たくさんの仲間がいなければ助からないのが外傷診療だと思います。

まだまだ先はながいですが、

あるき始めなければ同じ土俵にはのぼれない、

沖縄にいることで助けられなかったと悔しい想いをしなくて済むように

一歩ずつですが、前を向いて歩いて行きたいと思います。

 

<外傷外科手術治療戦略コース(SSTT)とは>

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〜JATECの普及に伴い、PTDの撲滅という外傷初期診療の中核となる考え方は徐々に浸透しつつあります。

次なる課題は、外傷初期診療で行われる、蘇生としての手術およびPTDを回避して初期診療を完結できた重症外傷患者の根本的手術をどのように行うのか(標準化するか)ということにあります。

JATECの理念に基づかない外科手術はPTDを誘発し、初期診療で安定化された患者の救命を危うくするものでもあります。

また、外傷外科手術は一人の優秀な外科医だけで完遂できるものではなく、チームワークが重要な要素なっています。〜

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