表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

O富祖先生が帰ってきた。

 

報告がだいぶ遅れましたが、

 

2年目になって成長したOやふそ先生がERに研修に戻ってきてくれました。

 

Mかる救急部長とは親子のような関係でもあり

 

1月からのER研修に、どきどきし

 

毎朝、リュックいっぱいの勉強道具をもってERに降りてくる

 

Iしみね先生にとっては

 

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貴重な姉御!? 相棒!になってくれている

 

気がします。

 

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心細いところや救急診療への不安は

 

あと1ヶ月で全て経験し、乗り越えて

 

専門研修にすすんで頂けるように

 

しっかりサポートしていきたいと思っています。

 

 

毎年忙しい、冬の救急を選んでくれてありがとうね〜

 

 

これからも、よろしくね〜〜

 

沖縄県災害医療コーディネート研修

ちょっと前になりますが、

 

東日本大震災を経験された先生方が中心となって構成した

 

災害医療ACT研究所が提供し、全国的に広がりつつある

 

沖縄県では初開催の「県災害医療コーディネート研修」

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急遽、欠席が出たということで追加での参加も含め

 

当院からなんと、3名の職員が参加することができました。

 

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「沖縄が被災したら」ということについて

 

医師・看護師 だけでなく

 

保健師・保健所や行政の皆さんと一緒にディスカッションできたのは

 

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当院職員はもちろん

沖縄県にとっても大きな経験になったのではと思います。

(消防や警察のみなさんにも次の機会にはぜひ参加頂きたい)

 

スクリーンショット 2018-01-30 22.29.42(研修中の写真撮影は禁止されているため、公開されている上記FBページより写真をいただきました)

 

 

県外からの支援が入ってくるまでの間は

籠城するしかない沖縄の病院はきっと頑張ると思いますが

それ以上に避難所、福祉避難所をどう設置、どう運営、どう管理するか

その後にやってきて頂ける

たくさんの支援団体とどのように連携していくかについて

みっちり疑似体験、勉強をすることができました。

 

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実際にあの震災を乗り越えられた先生方だからこその

 

たくさんのお話が聞け、非常に勉強になりました。

 

 

森野先生、石井先生をはじめ講師の先生方

 

ほんとうにありがとうございました。

 

心臓血管研究所 山下武志先生

心臓血管研究所の山下武志所長と

大塚崇之先生をお招きしての 循環器講演会が当院講堂で行われました。

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非常に明快な論理で

高齢者の心房細動にどう対峙していけばよいか

ということを勉強させていただきました。

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懇親会には、院長先生にも最後まで参加して頂き

不整脈だけにかぎらず、他の循環器疾患への治療の動向や

問題になっている内科の新専門医制度のことや

たくさんの資料をどのように整理しているかなど

普段聞けないお話をたくさん教えていただくことができました。

 

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本当に勉強になりました。

 

ありがとうございました。

 

近代消防2月号

一般の方には馴染みが少ないものの

消防、救急隊のみなさんでは知らない人がいない

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「近代消防」という雑誌の特集に

 

当院をはじめとした沖縄県中南部を中心にひろがる

 

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救急車からの心電図・画像伝送システムの特集が

掲載されました。

 

細かい内容については

掲載された文章をよんで頂きたいのですが

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大事なことは

 

病院内だけが強くなっても、地域は守れない

 

地域を守るためには、救急力、消防力の強化が必要

 

で、そのためには

 

feedbackを迅速に、できるだけFace to faceで行うこと

 

救急隊との連携、協力、ともに成長する姿勢が

 

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もっとも大事

 

そして、この心電図伝送がなぜ沖縄のこの地域で軌道に乗っているかというと

 

病院と消防との顔の見える関係

 

以上の、

 

名前で呼べる関係があるんじゃないかと考えています。

 

良いと思うから計画する(P)

行ったことに対しての評価(D→C)

そしてその都度、改善していく(A)

さらに良くするために計画する(P)

 

このPDCAサイクルをこれからもしっかり

まわして、もっと地域のみなさんに信頼してもらえるよう

努力を続けていきたいと思います。

 

今回は、特集記事に掲載して頂き、本当にありがとうございました。

 

今週は、循環器講演会

今週は、循環器内科の特別講演会が行われます。

 

あの、「山下 武志 先生」をお招きしての講演会が

 

院内で聞けるなんて、涙、涙 です。

 

思えば、学生時代に抗不整脈薬がさっぱりわからず

 

山下先生の書かれたものを読み

 

「あ〜、なるほど〜、そういうことだったんだ」とはじめて理解出来ました。

 

1月特別講演の案内 院内用

 

あれから、20年

 

常に循環器のトップを走り続け、発信し続けられ

 

あちこちでの講演でお聞きするたび、

 

「やっぱり頭がきれる先生って、こういうことを言うんだなぁ」

 

「難しいことを簡単に、だれにでもわかるように説明できる」

 

ことの素晴らしさをその都度、痛感させていただいています。

 

 

さらに、今回は

 

毎月、カテーテルアブレーションのためお手伝いを頂いている

 

心臓血管研究所付属病院の不整脈担当部長の

 

大塚先生からも講演を頂ける予定になっています。

 

講演の開始時間がちょっと遅いのが申し訳ないのですが、

 

もしご参加を希望される方がいらっしゃいましたら

 

地域連携室まで事前にご連絡を頂けましたら幸いです。

 

 

病院救命士の追加募集始まりました。

ハートライフ病院で運行するドクターカーの緊急走行をし

 

事故、災害現場などでの

 

病院前診療を安全、確実にサポートしてくれるプロとしての

 

ER-Aideを追加募集 

 

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することが決まりました。

 

 

現在までのドクターカー運行件数は、約20件/月

 

今のところ

 

平日日勤帯だけの運用なのでだいたい1日1件ペース。

 

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ただのドクターカーの管理、運転手を募集しているわけではなく

 

病院前のプロである 消防・救急隊との緊密に連携し

 

病院内のプロである 医師・看護師を病院前に投入、

 

病院前でも院内と同様、最大限の力を発揮できるようサポート

 

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搬送後も根本治療までの時間を短縮し、救命の質を向上させるため

 

ERだけでなく、ERに関連する病棟やICU、緊急検査室とも連絡

 

などの診療補助業務も日常的に行い、

 

病院内でも顔の見える、必要とされる関係を構築

 

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日常の救急診療、フィードバック、レクチャー、院内講演会などで

 

学校では勉強できない、リアルワールドの救急を勉強しながら

 

救急隊としての活動だけでは経験できない

 

医学的知識や現場の経験も、特別講師の先生からの習得も可能

 

また

 

災害におけるDMATの活動や訓練にも積極的に参加でき

 

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さらに

 

全国の救急病院がどんな診療をしているか

 

当院ERが行っている診療の質を高めるために何が必要か

 

ということを勉強するためにも

 

全国学会への発表なども行い

 

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その経験を

 

救急蘇生コースや、病院前教育コースにも活用。

 

そして

 

病院前診療のもっとも大事な、地域住民への啓蒙活動

 

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として、地域の救急フェアなどのイベントへも

 

病院や、医療への興味を高めてもらう活動にも参加していただきます。

 

 

全ては、地域の皆さんの日々の生命・健康を守るため

 

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元気に帰りを待つ家族の、明日の笑顔のため

 

一緒に、沖縄県中南部地域を守ってくれる

 

熱い気持ちをもった救命士の方を募集します。

 

 

ER改築の日程表も昨日、提示され

 

2月からは本格的な工事もはじまり

 

今まで以上に忙しくなることが予定されます。

 

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僕達と一緒に地域を守ってくれる仲間、

 

一緒に勉強し、成長していける仲間を

 

ハートライフ病院ERでは待っています。

 

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募集が一定数に達した場合には、

すぐに選考、採用し、勤務をしていただきます。

 

やりがいはきっとあり、やる気があれば必ず成長できると思います。

 

ご興味のあるかたが近くにいたら、ぜひ、ご応募を!!

 

シアノキット 準備しました。

「急性シアン中毒への解毒剤」と言われても

 

ピン(!)

 

とこないかもしれませんが

 

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「青酸カリ」といわれれば

 

あ〜(!!!)

 

とおもう方も多いかと思います。

 

また、「コードブルー」でのドクヘリの中で

 

看護師 冴島さんが、意識が朦朧となり、ガッキーも倒れ、山Pが

 

中毒として除染施設を立ち上げ、災害対応をした・・と言われると

 

あ〜(!!)

 

あのシーンか〜と思う方もいるかと思います。

 

で、

 

それが何か??

 

と思う医療関係者は、要注意です!!

 

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というのも

 

工場の爆発や、火災現場でプラスチックや合成繊維が燃えると

 

シアンは発生し、一酸化炭素中毒に合併するそうです。

 

そして

 

閉鎖空間での火災では、シアン中毒の発生を常に疑わなければいけません。

 

そして、このシアン中毒への解毒剤として利用できるのが

 

唯一この「シアノキット」になるということです。

 

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離島ならではの問題かもしれませんが、

なんと、沖縄県内には 卸の薬局さん含めてこの薬剤の保管が

されておりませんでした。

 

使用する頻度がなかったといえば、よかった、かもしれませんが、

 

もし次の火災や、被害者、被害者を助けようとした第三者の方が、

 

シアン中毒だった場合

 

搬送された病院で、同僚にシアン中毒が広がった場合・・

 

有効な解毒剤が、沖縄県内に、ないから 仕方なかった・・

 

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とは思いたくなかったので、

 

当院の薬局、薬事審議会で相談し

 

1キットですが、保管してもらえることになりました。

 

 

当院は、沖縄県内唯一の

 

「熱傷専門医認定研修施設」であり

 

 

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また

 

県内に2人しかいない 日本熱傷学会の認定する

 

熱傷専門医」のいる施設です。

 

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救命救急センターではなくても

 

大学病院ではなくても

 

地域のみなさんの日々の命のため、

 

沖縄で暮らすみなさんの、明日の生活のために

 

当院は今年も、全力を尽くしていきたいと考えています。

 

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最後に

 

シアン中毒を疑うキーワードをおさらいしましょう。

 

 「急速な症状の増悪」

 

「著明な乳酸アシドーシス」

 

「静脈血酸素飽和度の上昇」

 

「チアノーゼを伴わない低酸素血症」

 

です。

ラジオいきいき健康アイランド

地域住民のみなさんへ

 

入院が必要となるような大きな病気をする前に

 

しっかり検査、必要なら治療をと

 

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護得久栄昇(ごえくえいしょう)先生

 

とラジオ番組に出演した循環器内科の秋元先生

 

ちゃんと

 

「ちゃめー」

 

「ちんだみするよー」

 

を言えたかなぁ!?

 

みなさん、要チェックですよ

 

「わかるよね〜〜」

 

平成30年 謹賀新年


あけましておめでとうございます。

 

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年末年始、全然、休んだ気もしませんが、

 

年もあけ、平成30年が始まりました。

 

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たくさんの患者さんに訪れていただいた年末年始の救急外来。

 

頑張って働いてくれたスタッフのみなさんに感謝!!」

 

頑張って働いてくれた研修医の先生たちにも感謝!!」

 

頑張って働いてくれた指導医の先生たちにも感謝!!」です。

 

・・・もちろん自分も含めて、ですが

 

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さあ、今日から 通常診療も始まりました。

 

 

来週、更新予定だったCTの管球が壊れるというハプニングもありましたが

 

平成、最後の一年が幕を開けました。

 

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今年も目一杯

 

走り抜けていきたいと考えています。

 

 

よろしくおねがいします!!