表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

火災訓練 2015

お昼の外来がちょっとあく時間帯に、火災訓練を行いました。

 

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いわゆる避難訓練だった2012年

 

から、CSCA/TTTを考慮した本格的な火災訓練として3回めの訓練

 

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「病棟での火災発生」の設定ですが、

 

指揮命令系統の立ち上げ(Command and Control)

 

安全確認の3つ(Safety: Self, Scene, Survivor)も、すいすい

 

 

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災害対策本部が立ち上がれば

すみやかに現場の状況、職員、患者様の所在、安全が報告され

(C:communication 情報伝達)

 

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院長、看護部長、医療技術部長、事務部長を中心とした本部には

業務調整員として、総務課や事務の方たちが経時記録(クロノロ)が記録され

 

本部の皆さんにより必要な情報の評価(Assessment)がされていきます。

 

 

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混乱した、はじめての災害訓練をした2013年

 

少し形になってきた2014年の火災訓練

 

DMATが認定、災害への理解が深まりつつある2015年の災害訓練

 

 

回数を重ねるたびに、よりよい災害対応ができるように

なってきている気がします。

 

3年かかりましたが、ようやく形になりつつあります。

 

次の多数傷病者対応訓練も楽しみになってきました。

 

褥瘡回診とWOC Nurse

毎週木曜日は褥瘡回診です。構成員は、形成外科医、皮膚排泄ケア担当看護師、褥瘡委員会看護部責任者(7階病棟師長)、栄養士、理学療法士です。

沖縄は高齢化社会でも特に先進的な超高齢化社会です。重症患者、高齢患者であればあるほど、皮膚トラブルが多くなります。診療各科のそういう患者に発生した褥瘡を早く治癒できるように形成外科は、人知れず活動しています。

看護師の専門制度としてWOC nurseがあります。

W : Wound 創傷

O : Ostomy 人工肛門、人工膀胱

C : Continence 失禁

の専門看護師です。

このたび、うちの病院からも誕生とまではまだいっておりませんが、その資格を得るための試験に40人中20人の中に選ばれて合格し、来週から勉強に行くことになり、今回、勉強に行って認定看護師になって帰ってくる前の最後の褥瘡回診となりました。

また、看護制度が変わり、看護師ができる特定行為の幅が広がる法案が今年の3月に発令され、この10月からはじまります。

創傷関連では、褥瘡の壊死組織のデブリードマン、止血、ドレーン抜去から、他科では、胸腔ドレーン抜去や胃瘻・膀胱瘻カテーテルの交換、中心静脈カテーテルの抜去、インスリン投与量の調節なんてのもあり、かなりの行為が資格を得た看護師が行うことが可能となり、先日の形成外科系の学会である、日本創傷外科学会でもどのようにチーム医療を実践していくか、議論されたところです。

WOC nurseの卵であるKさんかいっそうたくましくなって帰ってくることを祈っております。

ちなみに自分は一応の褥瘡対策委員長ですが、もはや用済みか、みんながうまくやってくれているので、臨床写真撮影係となっております。

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一番偉そうな人が、WOC nurse(の卵)です。

Sim marathon at Okinawa, 2015

東北大学から遠藤智之先生をお招きして

三次救急の超リアルシミュレーション

Sim-marathon at Okinawa, 2015 を開催していただきました。

 

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2012年の冬に、初めて受講

その際に感じたことを教育に活かし

 

2013年の冬に、2年目、1年目の研修医を連れて参加

その時期に足りないもの、ことを認識、反省を活かして

 

 

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ちょっと控えめ当院の研修医の先生たちも

 

いつも一緒に働くみなさんとということで

チームビルディングを行い

リーダーシップが発揮できるようになってきた気がします。

 

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当直明け、夜勤明け、当直前の方も含め

ERの看護師さん、ICUの看護師さん

循環器・呼吸器病棟の看護師さん、MEさんなど

朝から晩までのマラソンのようなシミュレーション(Sim-marathon)に

合計26名の皆さんに参加して頂きました。

 

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すべてが、実症例ということもあり

臨場感、切迫感は

心電図のアラームに合わせて

ぴーん、ピーンと高まっていきます。

 

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すべてが重症症例

 

また、今回特別に準備出来た

ECMO(PCPS)のプライミング

遠藤先生手作りの模擬血管への穿刺、カニュレーションも経験

 

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いざというときに

指導医がいなくても

助けられる、頼れる先生たちに成長できたんではないか

と思っています。

 

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ただ、勉強になった・・だけでは忘れてしまいますので

昨日の経験を、自分の力にするために

しっかり、復習もしないとダメですよ〜

 

一番身近なところでは

 

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次の当直

次の救急搬送で

実践! です。

 

 

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これからのみなさんの成長が

きっと台風の中、外勤明けの疲れた体にムチを打ち

予定を一日早めて、飛んできていただいた

遠藤先生への恩返しになると思っています。

 

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遠藤先生

すばらしいシミュレーションでした。

 

本当にありがとうございました。

 

美ら島レスキュー2015

陸上自衛隊那覇基地で行われた

 

「美ら島レスキュー 2015」 に参加してきました。

 

 

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今までの暑くても支給して頂いていた「長袖」から

新たに確保した「DMAT Tシャツ」へ

 

でも、

沖縄の7月を

なめちゃぁいけません。

 

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暑い・・

 

暑い・・・・

 

立っているだけで汗も吹き出す救護所

 

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自分達DMAT隊はもちろんですが、

傷病者役のみなさんは

動くこともできません・・

 

訓練中に熱中症になるんじゃないか・・と心配するほどの

気温と湿度

 

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県内DMATを持つ各病院も病院救急車を出して

 

「域内搬送」

 

と呼ばれる、被害の少ない病院へ

 

救急隊が足りなければ

搬送を自前の救急車で手伝います。

 

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また、沖縄県内の病院だけでは不十分となれば、

 

「広域搬送」

 

という形で

自衛隊さんのヘリコプターなどを利用して県外の病院へ搬送する

 

 

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ということまで、訓練で行います。

 

集合時間は、朝の10時

訓練開始は、昼の12時

条件付与の終了は、夕方4時

 

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訓練終了後は

ぐったり、ぽんぽんです。

 

SCU(Staging Care Unit)、救護所の運営もだいぶ慣れてきました。

 

 

9月にも夏の訓練が予定されています。

クーラーの効いた病院の中にいるだけでなく

ちょっと暑さにも慣れていかないとですかね

 

びーちぱーりー

沖縄の夏の定番

 

 

「びーちぱーりー」

 

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毎週、各部署がいろいろなビーチで

部署間の親交を深め、円滑に仕事が行えるよう

先輩も、後輩も

 

 

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働くお父さん、お母さんを支えてくれる

子どもたち家族も参加

 

 

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ことしのレントゲンのビーチパーリには

 

なんと

 

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本格的な

 

「流しそうめん」

 

まで

 

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子どもたちの笑顔

家族の理解が

あってはじめて

いい仕事ができるんですよね〜〜

 

レントゲンのみなさ〜ん

ありがとうございま〜す

 

これからもよろしくおねがいしま〜す

台風明け

台風が通過

連日、猛暑が続いています。

 

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数日前から体調をこわし

やや風邪気味ですが、今日も当直が待っています。

 

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久しぶりに

CDを買ったので、テンションを上げて

いろんな汗でもかいて、風邪も治しちゃいたいと思います。

 

これだけ有名な曲がはいって

50曲で3,400円とは、お買い得の気がします。

 

がんばるぞ〜!

デジャブ

台風での当直明け

 

朝はやく回診に来た  2年目 Ito先生と

台風当直を乗り切った 3年目 Mぶち先生

(後ろには、外来を開始するか中止するかの緊急ミーテイング)

 

 

台風 in 2015

 

あれ?

 

この景色は

 

 

台風 in 2014

 

 

去年も見たような・・

 

去年はたしか

1年目の Ito 先生、

2年目の Mぶち先生・・

 

 

こうして

つながっていくんですね・・

 

「縦の糸はあなた、横の糸は私、おりなす布は〜〜・・」

 

 

来年はきっと

 

Ito先生が 台風当直を・・・

 

バスが運休時は、救急対応になります。

去年まで研修医だったMぶち先生

 

今年は形成外科として当直に入っています。

 

今回の台風でも、暴風警報が吹き荒れる中、

 

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転倒したり怪我をされ救急搬送される方たちを

 

落ち着いて懸命に治療している姿を見ていると

 

成長したなぁ、と嬉しくなります。

 

 
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事務方のみなさんは5時過ぎから

 

雨風に吹かれながら病院を訪れる患者さんや

 

朝から勤務のみなさんの誘導を頑張ってくれています。

 

 

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そして

 

福岡から実習の学生さんはまさかの?時間通りに病院へ・・

 

 

おいおーい

 

バスが運休のときは病院は救急対応ですよ〜って

 

ちゃんと教えないと〜〜

 

頼んだよ〜

研修医担当のTうめさん、Sんやさ〜〜ん

 

台風9号

来ました。

 

でました。

 

暴風警報です。

 

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小学校は、午前で休校となりました。

 

病院は、バスの運行が止まると 救急対応モードに切り替えです。

 

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台風で大荒れの中、重症患者で呼び出しになると大変だ

ということもあり

台風が来るときには、よく当直(院内待機)をしている気がします。

 

  家族には、いっつも台風が来るときいないよね・・ と言われていますが

 

さあ、いよいよ

台風シーズン到来

今日は琉大からたすき掛け研修中の2年目の先生たちとの当直です。

 

がんばっていきまっしょー!!

 

 

JMECC講習会

 

数年前に受講したJMECC(内科救急)の講習会に

 

アシスタント・インストラクターとして参加してきました。

 

 

 

なんで今さら・・・

 

 

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かというと、

来年度中には自分たちの病院でこの

JMECCコースを開催できるようにならないと、

内科(認定医、専門医になるために必要な)教育病院から

・・・ぞ(かもしれないよ)、

 

というこわーい連絡が来たためです。

 

IMG_6128(ついでに話題となっている靖国神社にもはじめて参拝してきました)

 

学会というところは怖いところです。

 

 

ですが、研修医の先生たちにこの病院を選んでもらうためには

 

「資格のとれる病院」

 

であることは必須条件だと思います。

 

 

 

なので、当直の合間? 貴重な週末を使って、

内地までそのコースを開催できるようになるため、

今年は何度も出張に行かなければいけません・・

 

 

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モチベーションをあげるために何かおいしいものでも

とは思うのですが、

東京にはなんでもあるかわりに、何が名物かわからないため

 

今回は高知の名産「かつお」を・・

 

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やっぱり、東京

お値段は、ちょっとお高いですが、味はばっちりでした。

 

でも、やっぱり

地域の名産は、地域でたべたかったりもします。

 

 

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