表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

満車

沖縄は、だいぶ暖かくなってきました。

日中は、半袖でも大丈夫な日々が続いています。
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ハートライフ病院は、電子カルテが導入後2ヵ月が経ち、最初にくらべるとだいぶ待ち時間も短縮されてきているというデータも出てきているのですが、駐車場がいっぱい、外来、診察の待ち時間が長いことを非常にご不満に感じ、数日前にも診察室で怒鳴られることがありました。
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大変、投書も多く・・・と、病院の上の方からは、通達がありますが、現場で働いている自分たちは、外来診療、入院診療、特殊検査、特殊治療、病状説明、文書作成、当直などなど電子カルテの導入前からずっと忙しく働き、内科はさらに昨年末より3名が退職、ぎりぎりの所で働いております。

救急車はことわらないという旗印のもと、連日の夜間の呼び出しに応じて救急,重症患者の診療にあたっております。

崩壊しない、充実しているといわれていた沖縄の救急医療が岐路に立たされています。

「断らない救急」を誇ってきた県内の医療体制に赤信号が点滅

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-172819-storytopic-1.html  琉球新報 2011.1.26

そしてついに

県立北部病院の深夜の内科救急診療を制限することも発表されました。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173854-storytopic-1.html    琉球新報 2011.2.23

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おつかれさま、ありがとうございます、

そんな気持ちや言葉が、現場のスタッフには必要なのではと考えます。

スポーツドクター

やっと、スポーツドクターの講習会の受講が完了しました。
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スポーツドクターというと、イメージとしては整形外科のイメージですが、実際は内科、とくに循環器内科も重要な役割を占めているんです、

と思っています。

オリンピックや国体に出る選手や健康な方ばかりの健康管理ではなく、そういった選手の管理の上で培った知識、技術を一般の方特に、運動に不安のある持病を抱えた高齢者の方達に利用していくことが必要だと考えています。

常日頃は内科疾患ばかりを診療している自分にとって、

整形外科領域の話を聞くのはとっても新鮮で、大変勉強になりました。

今回、勉強してきた知識をどう利用してくかを現在、模索中です。

留守の間は、大変ご迷惑をおかけした上司の先生、研修医の先生どうもありがとうございました。

スポーツドクター

さて、そのスポーツドクターをとるためにどのくらいのお金がかかったか・・・気になります??

自己研鑽のために使うお金ですから、当然です、高くはないとお思います・・

 

と言いたい所ですが、実際、こんなにかかると初めに知っていたら受けていたか疑問です。

受講料    12,000円 x 2回 (健康スポーツ医の前期、後期)

28,000円     (スポーツドクター講習会 3回分)

登録費  10,000円     (健康スポーツ医 5年分)

40,000円     (スポーツドクター4年分)

航空券 (40,000円(通常料金)x 2(往復)x 5回)

20,000円(旅割料金)x 2(往復)x 5回

電車代  1,000円x 5回

宿泊費  10,000円 x 7泊

(那覇空港での駐車場代金、食費は含まず、電車代も片道500円と安く見積もったとして)

概算で、全て早割が使えた場合で377,000円、

全て普通運賃だとなんと・・・・577,000円・・・です。

実際は、安くて40万ということになるでしょうか。

・・・高いか安いかはこれからどう使っていくかですよね。

いや、でも、やっぱり、ちょっと、高いのでは・・・

医者の不養生

朝ご飯と昼ご飯の間は大体5時間。昼ご飯と晩ご飯の間は大体7時間。

晩ご飯と朝ご飯の間は大体12時間というのが、一般的です。

しかし、当直の時はどうでしょう。

救急患者さんがおちついてくる(ちょっと減ってくる20時〜22時)頃に検食を食べます。

患者さんに出されるお食事と同じものなので、カロリーや塩分などはしっかり管理されて体に良い食事なんですが、

その後に寝てしまう患者さん達と、一晩寝ずにはたらく当直医とでは、必要なカロリー量が違うんじゃないかと思います。

検食を食べ、ずーーーと救急患者さんの診療にあたり、午前4時に重症患者さんが運ばれてくる頃には、最後の食事からはだいぶ時間もたち、とても戦える体力が残っていない時があります。

そんなときには、体に悪いとはわかっていますが、

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救急車が到着するまでの時間に、

こっそり、隠してあったカップラーメンを食べてしまいます。

医者の不養生とはよく言ったものです。

さらに、風邪を引いたり、おなかを壊して、当直をしているときなんかは、

コンビニ受診をされる救急患者さんより自分の方が何倍も具合が悪いときもあります。

いいよ、いいよ、調子が悪いんなら研修医の先生は休んでていいよ、自分たちで診ておくからと指導医は言います。

でも、

ご飯を食べてもはいてしまう、くだしてしまう。

高熱が出て、寒気がして、できるなら当直をかわってもらいたい、

そんな時も

スポーツドリンクや経口補水液(OS-1)をのんで、がんばっていることがあるんです。

無理をしないように休んでいいよ、と気を使ってくれる先輩や同僚。

無理をしないでくださいね、自分たちがやっておきますと言ってくれる後輩。

そんな、仲間がちょっとずつ増えてくる、いい職場になっていく、ハートライフ病院であってほしいなぁと思っています。

神様のカルテ

昨年、専門医試験を受験するために飛行機に乗る前に

上司の先生から勧められていた、神様のカルテを買いました。

試験が終わってから読む予定でしたが、ついつい飛行機の中で

読み始め、気づいたときには、ホテルで1巻を

最後まで読んでしまっていました。
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自分たちが経験し、悩んだ現場が上手に描かれ、

また、一臨床医として現在市中病院で働く自分たちが、

悩んだところなど身につまされる思いで一気に読んでしまいました。

1巻ではなんとなく消化不良だった部分も、

帰りの飛行機で2巻を読み、じーーーーーーんと

久しぶりに、涙してしまいました。

読んでいない人もいるとおもうので、内容は触れませんが、

とっても、じーーーーーーーーーんとする

よい本だと思います。

おすすめです。

神経内科特別回診

ハートライフ病院には、時々回診に

いらしてもらえる先生方がおられます。

茅ヶ崎徳州会病院の亀井徹正先生も昨年より

月1回、神経内科の回診にいらしていただいております。

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とても、懐の深い先生で

研修医の先生のみならず、

指導医の自分たちも勉強をさせていただいております。

今月は、脳外科部長も回診に参加しました。

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今月は、当院入院中の患者様の相談をさせていただきました。

的確なアドバイスをいただきました。

ありがとうございました。

また、今後ともよろしくお願いいたします。

循環器地域連携勉強会

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循環器内科では、半年に一度

常日頃お世話になっている地域の先生をお招きして

循環器地域連携勉強会を開催しております。

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今月は、心臓、大血管の手術をお願いすることの多い

琉球大学の第二外科の永野先生をお招きし、

最近の大動脈瘤に対してのステントグラフトの使用についてご講演をいただきました。

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レントゲンであれっと思うことのできる胸部大動脈瘤と異なり、

腹部大動脈は、破裂寸前まで気づかれないこともあります。

日本にはCTが設置されている病院が非常に多いので、

おかしいと思った際には、造影なしのCTをとっておいた方が

よいかもしれません。

コトラさんのバルーンショー

ハートライフ病院では、

月に1回、コトラさんがやってきます。

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早く元気になって、ジャスコやサンエーで

会えるといいですね、と

コトラさんは、話しかけてくれます。

えっ、コトラさん

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しゃべっていいんですか??

と思ってしまいますが、

そこは、沖縄。

病院という特殊な状況でのバルーンショーですから

よいんだと思います。

ハートライフ□□病院

ハートライフ病院は、今年で開院22年になるそうです。

開院当初は、手前にうつる今は駐車場となってしまっている場所に

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テニスコートもあったそうです。

なんでつぶしてしまったんですかねーーー、

残念です。

そして、

おやっと思うハートライフ病院の看板。

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ハートライフ □ □ 病院。

明らかに、変でしょう。こんな立派なな建物の正面なのに

看板の2文字が不自然に消されています。

さて、この □ □ には、何が入る予定だったのでしょう。

噂によると

 

ハートライフ「総・合」病院になる予定だったそうです。

病院の正面玄関、受付、窓口、外来、売店、食堂、喫茶店など、

病院にはいってくる患者さん、ご家族様の目のつく所は

もう一度、新たな風を吹き込んでもらいたい

(きれいにしてもらいたい、よりよくしてもらいたい)

とこっそり、思っています。

宮古島のおかずですよ

昨日は、ペースメーカーの勉強会に那覇に行ってきました。

PMIセミナー

循環器部長のY座先生は宮古島出身です。

勉強会では、県立宮古病院ではたらく先生と同席となり

お話を少しさせて頂きました。

だからというわけでもありませんが、偶然にも

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那覇空港で、見つけました。

今日入荷したそうですが、

どんどん売れてました。

紳介さんプロデュースの

「おかずですよ」

これから、味見です。

内科救急 JMECC

内科学会が主体となった内科救急、ICLS講習会に昨年末2名が参加してきました。

今までは、ACLS協会のACLS、蘇生学会のACLS、日本循環器学会のACLS、救急学会のICLSといろいろ分かれていましたが(今もわかれていますが)

ハートライフ病院では、急変した後の15分よりも急変する前の15分、どう対応するかを中心に内科救急マニュアルに則った勉強会を1月5日よりはじめています。

内科救急マニュアル1

初期研修医の先生がスライドを作りながら、指導医が手を加え、知識を深めていく。

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指導医にとってはまたひとつ仕事が増えましたが、

急変に強い研修医をつくるために、みんなでがんばっていきましょう。

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