表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

集団災害医学会

災害対策マニュアルの改訂が必要ということを前回の災害訓練で痛感。

 

集団災害医学会

 

他院の災害対策マニュアルを見せていただけるコンペがあるということで、

 

東京で行われている集団災害医学会に災害対策委員会のメンバーと一緒に参加しました。

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日本の災害対策においては、CSCATTTの考え方、

 

当院も参考にさせていただいた大阪の救急医療機関災害対応標準マニュアル

 

をもとにしている病院が非常に多いこともわかりました。

 

そしてたくさんの病院のスタッフが、同じように悩んでいる、

 

悩みながらマニュアルの改訂を繰り返しているということを知ることもできました。

 

災害対策マニュアル コンペ

 

たくさんの発表の中に、これは使える、

 

院内に持ち帰ってすぐにできそうだというTipsも見つけました。

誰が見ても、わかるマニュアル、アクションカード、

災害対応ができるように、改善をしていかなくては、です。

どなたか医療関係者の方・・

先日、航空機内でお手伝いする機会がありました。

 

NEJM 2013;368-2075-83

 

普段は看護師さん達にはかってもらうことの多い血圧を

久しぶりに自分ではかろうとすると、

 

全く聞こえません・・。

 

そうです、飛行機内は結構うるさいんです。

 

そんなときには、

血圧は触診で

 

慌てず、触診で血圧は測りましょう。

 

大事なことは、あるものでベストを尽くす、

 

柔軟に対応できるやわらかあたま です。

 

仲間がいる

 

緊急です。

 

よろしくおねがい・・・とカテ室にいくと

 

 

仲間がいる

 

「もう

待ってましたよ」と

 

一緒に戦ってくれる仲間がいました。

 

これだから、

 

がんばれちゃうんですよね!

 

当直、夜勤明けですが・・

書類は全捨て

見ました。

 

コンマリ先生。

 

 こんまり先生

 

机の中のものを全部、出してみました。

 

ときめかないものばかりでした。

書類
いままでありがとうね。
「全捨て」です・・。

福井大学医学部救急部見学

ドクターGやプロフェッショナルにも取り上げられている林寛之教授の指揮する福井大学医学部付属病院の救急部へ研修に行ってきました。

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論文をもとにした豊富な知識に経験を重ねることで、救急診療の質を確保する。

得られた知識や技術はInputすることだけでなく、後期研修医であれば初期研修医や学生にOutputすることで、自分のものにしていく教育方針は、若手医師に自信をつけさせる非常にいい方法だと思いました。

カンファレンス

そのために林先生が読んでらっしゃる論文の数は、信じられないほどの量でその整理術も勉強させていただきました。

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大学に移られる前、市中病院で日常救急診療をしながらこういった指導、勉強ができていたのか、という非常に疑問に思っていたことに関しても明確な答えとして、きちんとオフを作っていたということを教えていただき、なるほど、やっぱりそうですよね、ととても納得がいきました。

また、寺澤先生にも面会させていただけました。

若い先生達に指導する上でのさまざまなアドバイスは含蓄のある、懐の深い寺澤先生ならではの、お言葉だと実感いたしました。

考えさせられること、収穫がたくさんありました。

大学からの山

しっかり考え、実践していきたいと思っています。

本当にありがとうございました。

Legend

当直はつらい

翌日もきつい

ですが、

この時期は、

Legend

当直も悪くない

かな

と思います。

同世代

 

分野は違うけど

同世代が世界で頑張っているのを見ると

自分なんか

まだまだあまちゃん。

ありがとう、KASAI

やっぱりLegend!!

なんだか頑張れそうな気がします!!

 

研修医評価表

年度末、2年目研修医の先生も仕上げの時期です。
仕事もできるようになり、
やっと頼りにできるようになってきたところなので、
出て行ってしまうのは非常に残念です。
が、
彼らにも彼らの事情、
今後の長い医師人生のスタートにもなるので
笑顔で送り出していかなければいけません。

 

ですが、

 

ですが、

 

どん

と机の上に・・
研修医評価表

1年以上前の評価表が

 

「仕上げ」

 

の季節ですね・・

厄払い

先日厄払いしてもらうつもりで行った成田山で偶然、豆まきをするということを知り参加しました。
1時から豆まき、と書いてありましたが様々な余興があり、
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豆をまいてくれたのは3時
2時間も炎天下の中、階段でたちっぱなしですっかり疲れてしまいましたが、
厄払いができたんじゃないかと期待しています。
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来週からは琉球大学からまた学生さんの臨床実習(クリニカルクラークシップ)がはじまるそうです。
若い先生達のやる気をいかせるよう自分たちも頑張っていかないとですね〜
研修医の先生達、ご指導よろしくおねがいします!!

DIRECTセミナー

外傷初期治療時にエコーを使ったFASTを行うことが当然となり10年。

CTの性能の向上に伴い、FACTという考え方が浸透しつつあります。

あくまで、Primary Survey、Secondary Surveyで安定化がはかれた症例ということを忘れてはいけませんが、CTは診断にも治療のためにも非常に有用なツールです。

非常に有用なツールにも関わらず、読影する医師による差(技術も時間も)が大きすぎるのが問題だと思っていました。

今回、FACT(Focused Assessment with CT for Trauma)というCTの読影を含んだDIRECTセミナーに参加してきました。

DIRECT研究会

たった3分で、読めるのかと思っていましたが、
症例を繰り返すうち、FACTの読影
なんとなく、できるようになってきました。

 

①緊急開頭を必要とする  頭蓋内血腫
②大動脈弓部〜峡部に好発する  大動脈損傷
③肺野を眺めながら  広範な肺挫傷
④たまりやすい肺底部での  血気胸/心嚢血腫
⑤一気にDouglas窩までおりて  腹腔内出血
⑥あがってきながら、  骨盤骨折、後腹膜血腫
⑦上腹部まできたら、  実質臓器、 腸間膜血腫

しかーし

しかし、しかーーし

 

欠航のお知らせ

羽田に着いた時点で帰りの飛行機の欠航が決まるという予想外のアクシデント

受験シーズンということもあり

ホテルも満室、

セミナーのスタッフの方に一室なんとか融通していただいたおかげで、ホームレスにはならずに済みましたが、

懐にもいたーーい出費でした・・

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ま、この雪じゃ、仕方ないですよね・・

でも、時間ができたおかげで、

結構、復習ができた気がします。

これからは院内スタッフにどう伝えていくか

まずは、当直で活躍する研修医の先生にひろめるのが得策です、かね・・

Journal club

毎週水曜朝に行われるJournal club

科としての方向性や新しい知見、論文をまとめたものや、学会で発表したものなど毎週いろいろな先生が院内の先生達の前で発表をしてくれます。

年度末は、初期研修医の先生の当番。

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2年目の先生の発表はさすが、学会発表を数多くこなしてきただけあって、
院内の諸先生方に説明することもすらすらで、見せ方にも工夫がされています。
当院での2年間の研修の成果、成長の証を見せてもらっている気がします。
1年目の先生の出番は3月に控えています。
いまはとっても想像できないと思いますが、
1年後は知らない間に彼らのようになっているはずです。
期待してるよ〜

 

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