表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

八戸市立市民病院 今明秀先生

予測救命率<50%の重症外傷患者の救命(unexpected survoivors)を

 

「劇的救命」という言葉で広めたことで有名な

 

八戸市立市民病院救命センターの今明秀先生が、

 

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組に出演されていました。

 

八戸救命

 

青森県にある八戸市民病院は、県庁所在地でもなく

 

当院と同じような地方、地域にある病院にもかかわらず、

 

たくさんのモチベーションの高い研修医や救急医が集まり

 

ドクターヘリに加え、3台のドクターカーを運用する病院です。

 

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2014年に当院救急部が目指すERとして、見学に行き、参考にさせて頂きました。

 

また 過去に、

 

ハートライフ病院には2度ほど特別講演でいらしていただきました。

 

 

最初の講演は10年前の2009年、

 

「医療資源の乏しい地方で、地域に ☆輝く 救命救急センター」として

 

魅力ある研修病院を作るためには何が必要か

 

2回目の講演は、3年前の2016年、

 

ドクターカーを導入する上で何を考え、どうしていくのが理想なのか

 

という特別講演をいただきました。

 

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その今先生が病院長になられたあともドクターヘリに乗って、

 

現場に出られている姿、自分の使う資機材を確認する姿を拝見すると、

 

まだまだ、まだまだだ、と痛感させられます。

 

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ドクターカーを運用後3年が経過し

 

今先生が執筆された

 

劇的救命日記2

 

「空飛ぶ院長、医療過疎を救う」

 

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も、読ませていただきました。

 

ドクターカーを運用しているいまだからわかること、

 

いまだから聞きたいことがたくさんあります

 

とお願いし、今年も特別講演でいらしていただけることが決まりました。

 

 

本当にありがたいことです。

 

またいろいろ勉強させてください。

 

これからもよろしくお願いいたします。

ER朝カンファレンスの充実

一年目研修医の先生たちの各科研修が始まりました。

 

一年目の看護師さんたちもERに3名配属されました。

 

琉大の学生さんたちの実習も再開しました。

 

 

改築されたERには、朝のカンファレンスを充実させるため

 

多くのみなさんに症例や画像などを供覧してもらうために

 

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以前から利用していた液晶画面のテレビだけでなく

 

プロジェクターを導入、100インチ以上のサイズに拡大して

 

カンファレンスが行えるようになりました。

 

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ハートライフ病院に運ばれてよかった、ハートライフだから助かった

 

といっていただけるように、うまくいった診療だけでなく

 

診断までに時間がかかってしまった、初期対応になやんだ症例などの

 

反省症例をみんなで共有することが、次の診療に役立つものだと思います。

 

これからもがんばっていきましょうね〜

民間認定救急救命士

当院では救急救命士さんを2名採用し、

 

ER-Aideとして勤務していただいています。

 

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ドクターカー業務を開始して3年。

 

現在、彼らの働きなしで、Dr.Car業務は成立しないほどになってきています。

 

消防組織で働かない救急救命士は現在4割を越えているものの

 

そんな彼らを 、きちんと評価していくために

 

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病院前救護統括体制認定機構が主催する

 

民間認定救急救命士、民間メディカルコントロール医師として

 

認定してもらうために必要な講習を、受講してきました。

 

民間救急救命士

知らないことがたくさんありました。

 

そして守らなければいけない法律がたくさんあることも知りました。

 

認定を受けることが大事なのではありません。

 

民間救命士

 

消防組織法などで規定された活動を行う消防所属の救急救命士と同様に

 

消防組織以外で働く救急救命士も

 

最低128時間/2年の再教育プログラム、消防や他の病院との連携

 

指示・指導・事後検証を行えるメディカルコントロール体制の確立

 

包括的指示のもと院外活動ができるプロトコルの策定

 

などが必要であることを勉強させていただきました。

 

ER-Aide

 

資格だけ取得し現場活動の経験がない救急救命士さんは、たくさんいます。

 

消防組織で働きたくても就職先がない救命士さんも、たくさん知っています。

 

ただ、民間の救命士養成施設からの卒業生の13%が就職する

 

病院で働く救命士さんの、誇り、価値を高めていくために

 

病院として、ERとして、民間MC医師として、協力しようと考えています。

 

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でも

 

医療は常に患者さんのためにあります。

 

最善の医療は提供できても、最高の医療は提供できないから

 

医師も看護師も、日々勉強し、改善し続けていきます。

 

だから、今日の仕事としておわらせない、ルーチンにしてしまわない

 

常に謙虚な気持ちをもって、一緒に進歩していく救急救命士さんが必要です。

 

これからも頑張っていこうね〜

 

FACT FULNESS

出張があり、差し迫る仕事がないときには

 

いろいろな本を読むのですが

 

今回は、ベストセラーになっている翻訳本

 

「FACT FULNESS」という本を買いました。

 

FACT FULNESS

 

テレビや新聞などでさまざま事件や事故が多発し

 

テロは拡散し、派手になり、貧富の差はより広がり

 

世界はどんどん悪い方に進んでいるかのように思っていましたが、

 

実はそれが、さまざまな思い込みによって間違った方向に誘導!?

 

考えさせられていたということに気付かされています。

 

もっと客観的にいろいろなことを見ていかないと

 

本当に大事なことを見逃す、見誤る可能性があるということを

 

気付かされたとてもおもしろい一冊です。

 

お時間があるかたは、ぜひ〜

さくらさく

4月になりました。

 

新しい職員の方の姿をたくさんみかけるようになりました。

 

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新人のときの気持ち

 

新しい病院に移ってきたときの気持ち

 

を忘れることなく、笑顔で親切 を実践できるよう

 

一緒にがんばっていきましょうね〜〜

 

ご就職、おめでとうございます。

ドクターカー納車式

先日の二台目のラピッドカータイプのドクターカー

 

導入の記事が琉球新報さんに掲載されました。

 

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県内初の2台体制となり

 

いままで以上に地域のみなさんのため

 

より早く、より広い地域に貢献できるよう

 

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そして、現場経験が豊富な

 

あらたな救命士さんを採用したことで

 

今まで以上に地域の診療所の先生方のところへも

 

お伺いすることができるようになりそうです。

 

ドクターカー 沖縄

 

さあ、いよいよ新年度

 

記念の鍵をうけとった

 

佐久川  新院長 体制のもと

 

 

もっともっとがんばっていかないとですね〜〜

CBRNE対応机上訓練

災害拠点病院として

 

ではなく

 

救急病院に勤務するスタッフとして知っておかなければいけない

 

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CBRNE(シーバーン)対応について

 

院内で勉強会が行われました。

 

ざっくりとCBRNEについての講義に引き続いて

 

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当院の見取り図を用いて、実際どのように動線をつくるか

 

どのような設備、防護具で対応するかなどについて

 

ERのYまだ看護師を中心に、理解がだいぶ深まりました。

 

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地下鉄サリン事件から24年がたちましたが、

 

全国の病院でテロ対応の準備が進んでいるか、と言われると

 

まだまだ疑問が残ります。

 

ただ、自分が勤務する病院だけは、しっかり守れるように

 

自分の家族が訪れる可能性がある病院には、しっかり対応できるように

 

医療関係者は知識を深め、勉強しておいてほしいと思っています。

 

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CBERNではないですよ、CBRNE  ですよ〜

 

基本的な対応は、すべての医療関係者は知っておくべきですよ〜

 

よろしくおねがいしますね〜

災害拠点病院整備

今週、災害拠点病院の整備事業として

 

緊急時用浄化装置2台(ガソリン式・電気式)をはじめ

 

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Level C 化学防護服、 災害テント

 

化学検知器などが当院に配備され

 

災害拠点病院整備事業

資機材を展開、作動させる訓練が行われました。

 

これですぐに使えるね!

 

浄水器

 

とはなりませんが、年に何回も訓練をして

 

院内に残っているスタッフで設置ができるように

 

していかないとですね!

 

でも、開院30年たった当院でもようやく整備されたっていうことは

 

整備されていない病院のほうがたくさんあるってことですよね・・

 

心配です・・

DMATロジスティックチーム隊員養成研修

数年前はDMATインスト勉強会と言われていた、

 

年度末に行われるDMATのインストラクター、タスクのみが参加できる

 

DMATロジスティックチーム隊員養成研修に参加するため

 

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緊急治療で呼び出し、治療を行った

 

翌日の眠れない、緊急治療を行った当直明けに

 

日本海の美味しい海鮮がたくさんある新潟に行ってきました。

 

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ただの循環器内科医であった自分がはじめて

 

災害医療に関わり、医療救護班として参加した

 

平成16年に起きた中越地震での活動がどうだったのか?

 

その3年後、平成19年に起きた中越沖地震でDMATはどう活動したのか?

 

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について、昼も夜も

 

たくさんの経験のある先生方と濃厚なディスカッションを交わし

 

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沖縄県内の災害医療のレベルを底上げしていかなければいけない

 

それは災害拠点病院、DMAT指定医療機関である当院を含め、ではなく

 

DMATをもたないたくさんの病院や診療所、医師会の先生方とも

 

理解を深めていかないといけないなぁとおもいました。

 

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それは、突然たくさんのDMATの支援を引き受けることになった

 

医療機関で現場を担当された先生からのお話をきいて強く思いました。

 

沖縄を出るときは、半袖、エアコンだったのに

 

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目が覚めると、雪国になってた新潟

 

きちんと内地に仕事に行くときには

 

天気予報を確認し、防寒対策をしっかりしていかないと

 

大変なことになる、という貴重な経験もできました。

 

 

でも、大きいことをドーンと、いきなり全県で

 

ではなく、ちいちゃな訓練から、

 

自分の足元からしっかり固めていかないとですね〜

初期研修医 二次募集あります。

今年4月からの初期研修で病院がまだ決まっていない方

 

ハートライフ病院では、お一人ですが、二次募集があります。

 

初期研修 二次募集

 

いいよ、ハートライフで研修しよう!

 

と思う方は、ぜひご応募を〜〜

 

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