総合診療を学ぶ特訓ゼミ 第2シリーズ
茨城県の教育研修センターで開催された総合診療を学ぶ特訓ゼミに参加しました。
沖縄からは、5時間を越える大移動でしたが、大変勉強になりました。
初期、後期研修医の参加が多かったですが、なんと医学生もたくさん参加していました。
自分が学生のときには、部活ばっかりで、連休を使ってまで勉強するなんて考えもしなかったですが・・
初日は、臨床推論と腹部レントゲンの読影、チーム医療についてのワークショップ
腹部のレントゲンでは、NiveauとFree air、場合によっては尿管結石が見えるくらいかと思っていましたが、解剖学的に見ていく事でいろいろなものが見えてくる可能性がある事を感じる事ができました。
また、総合診療でとっても重要な鑑別診断を考える上でのVINDICATEは、なんでこれを若いときに誰も教えてくれなかったんだ(いや、自分が不勉強なだけか・・)、意識障害でのAIUEO-TIPSのように、漠然とした疾患を整理していくうえでよい箱になる考え方だと思いました。
しっかり勉強している医学生、研修医に満足のいく教育をしていくためには、こういったゼミにも積極的に参加、教育の仕方についても参考にしていく必要があるんだと感じました。
折角の機会だったので、徳田先生の勤務する水戸協同病院もこっそり見学してきました。総合内科医が集まる病院、きっとすごい設備、環境がととのった病院なんだろうと期待していきましたが、入ってみてびっくりと、同時に、人は人に惹かれ集まるんだ、ものや環境ではひとは動かない、人を動かすものは人の想いや情熱なんだろうと感じました。
まだまだ、未熟な自分を感じましたが、とてもいい刺激になりました。
徳田先生、ありがとうございました。
V: vascular
I: infection
N:neoplasm
D:degenerative
I:intoxication/ inflamation
C:congenital
A:auto-immune
T:trauma
E:endocrine,electrolyte