救急医学会2018
パシフィコ横浜で行われた救急医学会総会に参加
当院で導入後2年が経過したドクターカーの実情と
ERに勤務する看護師さんの意識が向上していることを
発表させていただきました。
以前は新鮮に感じた
多発外傷へのMassive Transfusion Protocolや、
Damage control Surgery、Damage control IVR、
REBOAの使用は当たり前となり、Hybrid ERの効果、
蘇生的開胸による救命例などが多数報告されるようになり、
救急領域での外傷分野の進歩が非常に速いことを痛感させました。
また働き方改革の流れは救急部門にも来ており、
Web-toolを用いたOff-the job trainingや、
e-learningなどを活用しながら研修医教育をしていく
病院が増えてきていることは、
まだまだOn the job training中心の当院の研修医教育も
変わっていかないといけないのではないかと思われました。
さらに、病院救命士の活用については、
院内にメディカルコントロールをおき、
活動後の事後検証をすることなどをしながら
施設間搬送などに救命士を積極的に活用している病院と連携し
当院の救命士の活動範囲もひろげていきたいと考えさせられました。
沖縄を出発するときは、半袖でエアコンでしたが
内地はもう秋から、冬に入りかけていました。
帰りの飛行機ではいろいろ思うことがありました。
でも、まだまだ改善していく余地があることは、
当院がまだまだ成長してけるというチャンスだと考え、
これからも努力を続けていきたいと考えています。
留守の間、病院を守っていただいた皆さん ありがとうございました。