熱い救急症例検討会
今年度最初、第39回の救急症例検討会が行われました。
今回も院内・院外あわせて100名を超える皆さんにご参加いただきました。
当院と消防で連携し行っている心電図画像伝送が有効で
Door to Balloon time、FMC to Balloon timeを短くできた症例では
もっと効果的な実際の使い方についてのアイデアや
病院前と病院内の密な連携があって初めて可能になる救命の連鎖
社会復帰を向上させるために、お互いに成長していける環境づくり
琉大からERの研修にきたIとかず先生、Nかま先生にも発表を担当してもらい
通常の学会発表以上の聴衆の皆さんの前で、見せるプレゼンテーション
聞いてもらえるプレゼンテーションを経験してもらいました。
当然、当院の研修医、Fくはら先生にも笑顔で頑張ってもらいました。
今回は、ドクターカーをどう使う、どう活用するともっと地域のため
患者さんのため、社会復帰の可能性をあげられるかということが
検討議題に多くあがり、ディスカッションができたように思いました。
さらに今回は
脳外科の上笹先生から
「脳梗塞治療のUpdate」
についての特別講演をしていただき
アンケートでもたくさんの
脳梗塞治療の価値観がかわったとのコメントを頂けました。
銘苅部長も閉会の挨拶でおっしゃっていましたが、
5年前、病院でどうやってちゃんと待っておくかという体制の話から
どんどん、話は病院前へ
胸痛があれば12誘導心電図をとるのはいつのまにか当たり前になり
待っているだけでは助からない、後遺症をどうやって小さくするか
を考えたときには、
病院と病院前はいままで以上に連携し、
もっと早く、もっと病院前に
発症した場所、時間に、より早く医療介入することで
社会復帰を目指していこう、という熱い話へ
やっぱりこういう熱い話ができる関係っていいよね〜
病院も病院前も、思うところは一緒
絶対助ける、ちゃんと助ける、ためにどうする
をこれからも考えつづけ、一人でも多くの苦しむ患者さんを
楽にできる、助けられる施設になれるよう
これからも頑張っていきたいと思います。