血液ガス分析装置
今年も「ちゃんと助ける救急部」を目指して頑張っていきます。
数ヶ月前からお願いしていた乳酸も測定できる血液ガス分析装置と、心筋逸脱酵素、CRPなどがERで迅速検査ができる機械が導入になりました。
敗血症の診断、治療の評価には「乳酸クリアランス」が必要でしょう!?
そうなんです、だからICUまで走って計測してもらっていたんです・・・という救急外来Nsの負担がだいぶ減ります。
また、あやしいな、心筋梗塞っぽいけど・・・と言う場合にも「トロポニンI定量」
CPKあがってるけど、分画は心筋?横紋筋?・という場合には「CPK-MB」「ミオグロビン」測定
ぱっと見、心不全、腎不全ありそうだけど・・という場合には「NT-proBNP」
など、より正確に診断ができるようになります。
そして、いままで、血ガスのキットどこ?と探しまわることが多かった血ガスキットは
迅速診断装置のとなりに、PEGの空箱を手作りで設置しました。
これからも、お金をかけずに頭を使って、改革をしていきたいと思います。
よろしくお願いします。