最後の医者は雨上がりの空に君を願う
いつも出張の時には、PCを持参し、たまったスライドや抄録
報告書などの作成を飛行機の中ですることが多いのですが
今回は、日帰り京都。
車、飛行機、電車からのシャトルバスで
参加費の支払い、専門医の単位登録からの
シャトルバス、電車、飛行機、車で帰宅。
会場滞在時間 5分、移動時間 12時間
めっちゃ、移動・・、
ですが、行きの空港で「映画化‥」に惹かれて
ひょいっと買ったこの2冊
「最後の医者は雨上がりの空に君を願う」
全ての医療者が、常に葛藤している
生と死を
積極的治療と緩和、保存的医療や、急性期医療と慢性期医療
そんなところから
自分の生き方についても深く、考えさせられ、途中で胸が苦しくなり
最後は、うるうると感動、じーーーんとさせられてしまう名著です。
読んだあとからは、今見ている景色が輝いて、というか
あたりまえの毎日が、大事な一日に変わってきました。
あまりにも感動したため、帰りの飛行機では
この2冊のプロローグとなった
「最後の医者は桜を見上げて君を想う」も買って読みました。
ただ、こちらは
医者目線で読むと、なんでも、どこでも手術ができちゃう、
やったことのない手術も誰もしてくれないからしちゃおうとする
っていうところが、現実的ではない気がしましたが
なるほど、この一冊があっての
上下巻の2冊につながるんだね、と納得の一冊でした。
感想としては
これはきっと映画になるね!
でも、やっぱり原作の内容、深みをぜひ味わって欲しい
この感動を、誰かと共有したい
です。