表示中の記事は2019年6月30日までの旧記事です。

最後の医者は雨上がりの空に君を願う

いつも出張の時には、PCを持参し、たまったスライドや抄録

報告書などの作成を飛行機の中ですることが多いのですが

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今回は、日帰り京都。

車、飛行機、電車からのシャトルバスで

参加費の支払い、専門医の単位登録からの

シャトルバス、電車、飛行機、車で帰宅。

 

会場滞在時間 5分、移動時間 12時間

 

めっちゃ、移動・・、

 

ですが、行きの空港で「映画化‥」に惹かれて

ひょいっと買ったこの2冊

 

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「最後の医者は雨上がりの空に君を願う」

 

全ての医療者が、常に葛藤している

生と死を

積極的治療と緩和、保存的医療や、急性期医療と慢性期医療

 

最後の医者は・・

 

そんなところから

自分の生き方についても深く、考えさせられ、途中で胸が苦しくなり

最後は、うるうると感動、じーーーんとさせられてしまう名著です。

 

読んだあとからは、今見ている景色が輝いて、というか

あたりまえの毎日が、大事な一日に変わってきました。

 

あまりにも感動したため、帰りの飛行機では

この2冊のプロローグとなった

「最後の医者は桜を見上げて君を想う」も買って読みました。

ただ、こちらは

最後の医者は・・プロローグ

医者目線で読むと、なんでも、どこでも手術ができちゃう、

やったことのない手術も誰もしてくれないからしちゃおうとする

っていうところが、現実的ではない気がしましたが

 

なるほど、この一冊があっての

上下巻の2冊につながるんだね、と納得の一冊でした。

 

感想としては

これはきっと映画になるね!

でも、やっぱり原作の内容、深みをぜひ味わって欲しい

この感動を、誰かと共有したい

です。