互助会ボウリングサークル♪
「T津先生、50ピンハンデで勝負しませんか?」
事件はこの言葉から始まりました。まさかこのとき、後にあんな大変なことになるとは想像もしておりませんでした。マジで。
場所は沖縄県の宜野湾市にある少し寂れたボウリング場。
今日はそこまで忙しい感じではなかったなぁと考えながら、暮れなずむ街の中をその場所に向けて車を走らせていました。無事に到着し、人数もそれなりに集まったところで練習投球開始。そのときに僕に投げかけられた言葉が冒頭の言葉でした。
勝負をけしかけてきたのは研修医担当事務員のT銘さんとS屋さん。可愛らしい外見でノリもよく、普段お世話になっている方々。
まぁ女性だし、ちょっとやそっとじゃ負けないだろ…そう思った僕は、
「50じゃ厳しすぎるんで30でお願いします」
と、自分の実力を過信しない、男らしい決断と発言で、ハンデ戦を快く受けることになりました。練習投球ではスペアをとり、お、今日は調子いいかも、と意気揚々としていたらゲームスタートとなりました。
順番は最初。一番最初からストライクを取って、プレッシャーでも与えてやろうと投球。7。自分のレーンに映し出される煌煌としたラッキーナンバー。
「いや、今じゃない。欲しい数字はお前じゃない」
そうつぶやきながら二投目。無情にも映し出されたのは棒線。自分にプレッシャーを勝手に与えて勝手につぶれるという恥ずかしい1フレーム目となってしまいまいた。
さて、無謀な挑戦をけしかけてきた彼女たちの投球はどんなもんだろうと高みの見物をしはじめました。S屋さん。左利きで女性らしいボールの速さに、奥ゆかしさを感じるほどの投球。結果は9。まぁ頑張った方だな、そう思っていた矢先、T銘さん。からし色の軽めのボールをおもむろに転がす。結果はスペア。ふむ、まぁ最初だし、こんなこともあるかと再び立ち上がってボールを転がす。
そろそろ飽きてきたし長くなってきたので結果から言いましょう。
ボロ負けです。
S屋さんはともかく、T銘さんは普通にうまかった。スペアばんばんとるんだもんこのやろう。完全に手玉に取られたよちくしょう。
という魔女には気をつけようというお話。
ではなくて、当院互助会のボウリングサークルのイベントがありました。
互助会ってなぁに?
互助会は、職員がお互いに助け合うことにより、健康福祉の増進を図ることを目的としています。毎月の給与から互助会費を出し合い、マリンスポーツやフットサルをはじめとする各種スポーツサークル、2年に1度の職員旅行の旅費補助など、その他いろいろなイベントを実施しています。つまり、職員の健康増進を図り、親睦を深め、日々の業務の効率向上につなげよう!というものです。
今回は、その互助会のボウリングサークルのイベントでした。
研修医は残念ながら僕と二年目M渕先生しか参加できませんでしたが、他職種の方々と楽しく絡めるいい機会となりました。なによりボウリングが楽しかったです。
最近この企画を始めたばかりらしく、参加人数はまだまだ少ないようですが、盛り上がった場面はとても多かったです。
皆さん非常に上手で、まいっちゃいましたよ(笑)。次回こそはもっといいスコアをたたき出したいです。ありがとうございました。
では皆さん、またの機会に。