egaoナースをご覧の皆さん、こんにちは。
ハートライフ病院の看護部では、令和2年7月11日(土)に「インターンシップ」を開催しました。
新型コロナウイルス感染症の第2波が心配される中でしたが、無事開催することができ、皆さんをご招待できたことにホッとしたところです。
この日は晴天にも恵まれ、気温も最高34℃!!
熱い中参加された看護学生の皆さん、ありがとうございました。
まず初めに、看護副部長より、病院概要についての説明と、認定看護師の職種と役割について
説明して頂きました。
次に、新人教育担当師長より、教育体制として、入職してから1年間の教育プログラムを説明して頂きました。
看護学生が、概要説明などを食い入るように聞いてくれたのが印象的で、
また月々の教育プログラムの説明がわかりやすく、1年間の教育体制の流れが
イメージしやすいとの声を頂き、嬉しく思いました。
その後、各病棟に分かれて、実際の看護を体験して頂きました。
救急外来では、ER-AideさんによるドクターCar、ラピッドCarの説明を受け、実際に車内を見学しました。
また、救急搬送された患者さんの、情報の聞き取りや、処置の流れなどの
リアルな救急体験が出来たと思います。
4階病棟(消化器外科)では、ストマの装着をし、”ボディーイメージの変化”を実体験して頂きました。
看護師は患者さんのストマ管理に対して、普段から患者さんの不安な気持ちを受け止め、メンタルサポートや皮膚ケアをすることの大切さを学びました。
3階病棟(整形・形成)では、実際に患者さんの立場になって、持続他動運動装置(CPM)の体験を行いました。
患者さんにとっては、手術は大きなイベントですが、術後は傷もあるので、痛みのコントロールと
リハビリも大変です。
術後のリハビリを体験してみました。
腕の力と、足の蹴る力も必要になります。サポートする私たちも、患者さんの回復に向けて応援してあげたいですね。
7階病棟(呼吸器・循環器)では、睡眠時無呼吸の治療に使用される、経鼻的持続陽圧呼吸療法に用いられる医療機器(CPAP)の
体験をしました。
機器の設定で、空気が勢いよく吹き付けるので、すごい圧を感じたと実際に経験した看護学生から聞かれました。
患者さんも慣れるまで、大変です。
別のグループは、手術室の一角で看護体験していたところ、隣の部屋で研修医が、CV穿刺の
トレーニングをしているところに遭遇!!
研修医のはからいで、トレーニングの様子を解説付きで見学させて頂きました。
7階病棟に併設している、心臓リハビリテーション室で訓練内容を体験してみました。
実際に、心拍数が上昇するのを、モニターで確認することが出来ました。
患者さんが、生活する上で大事な情報ですね。
担当の看護師をはじめ、PTや薬剤師、栄養士など、複数の職種が関わっており、
チーム医療を、肌で感じることが出来ましたと、看護学生から感想も聞かれました。
今回は、熱い中「インターンシップ」に参加頂き、ありがとうございました。
看護学生からは、「あっという間に終わって、もっと時間が欲しかった」との声を頂き
開催した私たちも、皆さんが満足して頂けたかなと、ホッとし嬉しく思いました。
コロナ禍の中で、勉強や実習にも影響が出ていると思いますが、そんな中でも、今回
当院で、看護を体験してくれたことで、もっと看護を好きになってくれたら、嬉しく思います。
今後も、学生生活において、コロナの影響は少なからずあるとは思いますが、皆さんから感じた情熱があれば
この1年乗り切って、必ずいい看護師になれると感じました。
皆さんの今後の活躍に期待していますね。