初期研修医 Oかもと先生の救急研修が終わりました。
非常に丁寧で、謙虚な姿勢、態度は非常に好感がもてる研修医の先生でした。
研修中には、消防とのドクターカー連携合同訓練があり
自分の無力さも痛感したかもしれませんが、だれでも最初はそんなものです。
それを実働ではなく、訓練で経験できたことに感謝し
実際の事案のときに、この悔しさを、良い経験にすることが重要です。
また、100名を越す聴衆の前で、症例のプレゼンテーションも行いました。
スライドは誰のためにつくるのか、聞く人のために魅せるスライドを作るんだよ
時給1000円のバイトだと考えると、15分のプレゼンテーションx100名はどうなる?(250円x100名=25,000円)
25,000円分! 頂けるほどの準備をちゃんとしてますか?
時間外、勤務外にハートライフ病院にいらしてもらうみなさんが
来てよかった、聞いてよかった、次の活動に活かせる話だったと思ってもらえる
内容と説明をどうやってつくるのか、ということも勉強してもらいました。
まだまだ初期研修医、それも前半、と思っているとあっというまに研修期間は終わります。
先生たちは、「先生」と呼ばれている時点で診療行為でお金をいただく「プロ」なんです。
プロとしての自覚をもつんだよ、患者さんにとっては指導医も研修医も同じです。
ちゃんと助ける、目の前の患者は全部助ける、患者だけでなく家族の心も助ける
ために、何が必要か、ということを勉強してもらった3ヶ月だったと思います。
が、まだまだです。まだまだ、たりないことは先生は気づいているはずです。
だから、これからも当直や各科研修で一緒になることがたくさんあります。
そこで、どれだけ成長するのか、成長したのか、を楽しみにしたいと思います。
厳しいことをいったかもしれませんが、それはすべて期待しているから、です。
ドクターカーで現場に出るということは、
医師一人ですべての傷病者を助けるためにたくさんの職種と協力しながら、指示をだし、すべての現場の責任をとるということです。
はじめてなんです、わかりませんでした〜〜、は通用しません。
強い気持ち、熱い想い、をもった僕たちドクターカースタッフは
先生がいつかまた、ドクターカーに乗ってくれる日を楽しみにしています。
大事なことはこの3ヶ月でちゃんと教えたつもりです。
期待、してるからね〜〜!!