2025年の医療体験実習が始まりました。
今週1クール目の高校生は、みんな出身高校も受講目的も、違います。
実習の最初は、これはしっかり身につけほしいこと
実習中も、実習後も心肺停止の患者さんや具合の悪い人に出会ったときに
どうしました?大丈夫ですか?と声がかけられる大人になってもらえるように
緊張感をほぐしながらも、この実習、聞くだけ、習うだけの受け身の実習にならないように
自分から声を出して仲間を呼ぶこと、チームで救命・医療を行うことを体験してもらい
二日目には、カテーテル治療室や手術室、ICUなどで救命治療、集中治療、手術現場を見学
毎朝、時間があるときには担当の患者さんのところに出向きお話をし、
笑顔になるためには何が必要かを考え、スタッフとカンファレンスに参加してもらいます。
毎朝のERカンファレンスでは
大学や看護学校に行ったら楽になる、わけではなく、
医師や看護師になっても?なったらもっと毎日勉強が必要なことも感じてもらえているようです。
ひとつのキーワードからさまざまな疾患を考え、協力し準備をするERの体制を勉強したり
看護師さんになったあとのキャリアプランについては
クリティカルケア認定看護師、特定看護師として、またERの師長として働く兼本師長から
ここでしか聞けない実際の話もたくさん聞け、いい刺激になっているようです。
自分の将来を真剣に悩む、考えるみなさんにとって今回の実習がいいきっかけ
自分のなりたい未来の参考に、勉強するモチベーションになっていただければ幸いです。