医療体験実習の第3クール、今年度の最終クールの高校生たちの実習がはじまりました。
絶対に身につけて帰ってもらう、病院救命士を中心とした心肺蘇生の実習では
実習のための実習ではなく、胸骨圧迫(心臓マッサージ)をはじめても
そこに手伝ってくれる人がいない、AEDがない時にどうする?
だから最初に119通報をするんだよ、今いる場所がわからない時にはこうするんだよということを伝え
カテーテル検査室では、研修医の先生や指導医の先生たちに閉塞、狭窄した血管が実際目の前で
拡張され、治療が成功していく、テレビの中のような医療の生の現場を見てもらいます。
また、毎朝行われているERの朝カンファレンスでは研修医の先生から、
今、学校で習っている生物や化学の知識が現場に出て役にたつ、必要となるんだよということや
研修医になっても勉強やトレーニングを続けるんだよということなどを
見て、聞いて、感じてもらっています。
まだまだ、いろいろな部署、部門を見学、体験し
自分の思い描く未来像、将来像が、はっきりしてくるといいですね!!