訓練では、目的をはっきりさせ、達成目標を設定し、それを評価することが必要です。
さらに、訓練をよりリアルなものにするためには生体での傷病者役や外傷部位のムラージュ
時間経過や、処置や評価が不十分であれば、急変、病態変化する想定の作り込みも必要です。
今回傷病者役をしてくれたスタッフのほとんどは休みをつかって訓練に参加し、
あの晴天で、信じられないほどの暑さ、アスファルトの熱さの上で、リアルな演技をしてくれました。
そのおかげで訓練に参加しているどの隊員も、リアルな現場を感じ、
本気で助けるために全力を尽くすことができました。
すばらしい訓練でした。
本当にありがとうございました。
そして
企画・運営もほんとうに大変ですが
訓練はやっておわり、できたね、できなかったね、で終わってはいけません。
きちんと評価して、改善し、次に、実働に備えていかなければいけません。
そのため病院からも、消防からも、ここをクリアしてほしいというポイントを事前に作り
熱中症対策や訓練参加者の体調管理にも気を配り、訓練当日には評価する「評価者」を置いています。
本当なら訓練に参加したい側の看護師さんたちも、指導者側の目線で訓練・活動を評価
訓練後には、ここはできていた、けどここは甘かった、こうすればもっと良かったと思う
と適切な評価をしてくれる、評価者として参加してくれたみなさんにも感謝、感謝です。
この訓練が、本当にいいものになっていること、スタッフが成長していることは
実際の現場、日々の診療で強く感じられます。
訓練のための訓練では無く、
実働のための、
いつか、その時に備える「本気の訓練」最高です!!