沖縄県で初開催となったCSRMコースに当院から医師1名、看護師2名、病院救命士1名で参加
初開催のため全国から沖縄に集まっていただいたスペシャリストの講師陣に指導をうけ
2日間、砂だらけ、アザだらけになりながら、
瓦礫の中に取り残された要救助者を助けるために何をすればよいかを学ぶことができました。
コースは、事前学習、座学からはじまり
スキルステーションとして
「傷病者観察・PPE」「保温・保護」などの要救助者を安全に搬出するための手段を
「狭隘空間活動」では、実際に暗所・閉所で肘当て、膝当て、ヘッドライトをつけて捜索演習を
実際に、人手の少ない状況で脊椎保護を考えながら安全にブルーシートとガムテープで保護する実習や
スケッドと言われる搬送固定具を用いての救助の実際などもしっかり一日目に勉強したのち
2日目はチーム全体が緊急援助隊としてこの地域の探索、救助を依頼されたという想定で
このガレ場にのこる要救助者を実際に探索、救助するシナリオステーションを行いました。
今回の参加者には、救助隊・救急隊・消防隊のみなさんだけでなく
当院のように現場医療を行う医師・看護師や、病院救命士に加え
県警や
海上保安庁
厚生労働省の看護技官
などたくさんの背景をもった職種のみなさんが
消えかけたろうそくの灯を、なんとしても消さずに救助するというトレーニングをしてきました。
ハートライフドクターカースタッフの意識の高さにはほんとにびっくりします。
また一ランクレベルが上がった気がします。
全国救護活動研究会のみなさん、ありがとうございました〜〜