救急の日に、イオンモール沖縄ライカムさんを会場として第2回沖縄子どもメディカルラリーを開催いたしました。
広く、このイベントを知っていただきたいという思いから、
ボランティアとして参加していただくスタッフに制限をつけなかったため、
参加者30名+スタッフ140名の大変多くのみなさんとイベントを盛り上げさせていただきました。
この子どもラリーとは、
子どもたちだけでいる時に、誰かがけが をしたり、倒れている人を発見した際に、
「大丈夫ですか?」と声をかけ、外傷処置、胸骨 圧迫、AED(自動体外式除細動器)などで
適切な手当てをしながら、119 番通報ができるよう になることを目的に企画されています。
といっても最初からできる大人だっていないですよね、なので
午前中に、みっちり実習を、プロの救命士さん、救急医や、看護師さんから実習を受けます。
そして、午後から実際の救急現場を再現したシナリオステーションやサービスステーションなどで
全てを子どもたちだけで考え、応急処置や初期対応などを実践してもらいます。
それぞれのステーションでは、迅速性や正確性、チームワークなどを評価し優勝を競っていもらいますが、
一番の目的は
多くの子どもたちに命の大切さ、人を思いやる気持ちを持っていただくこと、
またそれを支える保護者のみなさんに、救命医療、地域医療への興味を持ち、
災害への備えを考えるきっかけとなればと考えて企画運営をさせていただいています。
ショッピングモールで行うことがよかったのか
その方法・運営に問題はなかったのか
たくさんの課題も明らかとなりました。
厳しいご意見も院内での振り返りで指摘されました。
ただ、子どもラリーの目的である
「このラリーに参加したこどもたちが、困っている人を見つけた時にどうしました?大丈夫ですか?」
と声をかけられるか
「大人が来るまでの間、何もできずに後悔することがないように自分たちでできることからはじめる」
ということに関しては
参加した子どもさん、保護者のみなさんから
「とてもよかった、参加させていただきありがとうございました」とのお褒めの言葉もいただきました。
誰のためのイベントなのか
上手に伝えるということには運営責任者としての課題がだいぶありますが
事故なく、怪我なく、ラリーを無事終えられたことに感謝いたします。
お手伝いいただいたスタッフのみなさん、ありがとうございました。