病院敷地内で院内スタッフが想定を準備、企画運営をするドクターカー連携訓練を今年も行いました。
今回はドクターカーが現場に来ることで、治療方針が大きく変わる難治性Vf症例
突然の胸痛から、急性心筋梗塞を疑い、狭隘な現場から救助中に失神
心肺停止を認識し、迅速に胸骨圧迫、電気的除細動を行い救急車内に収容
骨髄路確保、薬剤投与、搬送中に気管挿管を行いながら、根本治療にどうつなげるか?
どの時点で、難治性Vfと診断し、病院、ERに
「除細動抵抗性、薬剤抵抗性、再発を繰り返す心室細動」にECMOスタンバイの指示を出せるか
蘇生講習会で行うシンプルな心室細動症例ではないため、
研修医の先生たちにはちょっと難しかったかもしれませんが、
ドクターカーで現場活動をするハートライフ病院だからこそのリアルな想定訓練となりました。
できたこと、できなかったこと、きづけたこと、気づけなかったこと
すべてが勉強に、すべてが経験に、すべてが実際の現場活動につながるものと考えています。
ご参加いただき、ありがとうございます。