新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への優先接種がはじまり、
沖縄県内の第二陣として当院へも配布され、何度も何度も接種予定を組み直した末に
近隣の消防機関である東部消防の10名の皆さんを含め
4日間(消防1日、院内職員3日)で合計約600名のワクチン接種を、大きな問題なくおえることができました。
テレビやマスコミの報道では、痛くない、痛くないという情報でしたが、
やっぱり筋肉注射なので、打ったところも痛かったですし
翌日は打った上腕は重苦しくなりましたが、翌々日には痛みも軽くなりました。
でも、この痛み、腫れは、体の中で抗体を作ってくれているんだと感じられる痛みでした。
ワクチンなので、感染を予防することはできませんが(できるという報告もあるようですが・・)
感染したときに自分たちの体の中に抗体ができていれば、
症状を軽くする、重症化を予防する効果はあるのではないかと期待しています。
いよいよ年度末、人の移動も多くなる新年度にかけて、第4波がくると思っています。
医療現場の最前線、感染した患者さんに最初に接触する頻度の高い医療従事者として
今まで通りの感染対策をしながら、しっかりと助けられる命を助けていきたいと感じています。