今年も福井大学の総合診療部 林寛之先生による特別講演が行われました。
林先生といえば、北米型ER、笑いのたえない救急診療で有名なのですが、
![林寛之教授](https://blog.heartlife.or.jp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_9083-1024x646.jpg)
今年のテーマは
なんと
「緩和救急」
![](https://blog.heartlife.or.jp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_9075-1024x768.jpg)
緩和救急
院内が87名、院外から26名で 113名のみなさんが参加されました。
救急なのに緩和、緩和なのに救急?
いったいどんなお話になるのかと思いましたが、
![特別講演](https://blog.heartlife.or.jp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_9080-1024x768.jpg)
さすがです。
あっというまにたくさんの職員、聴衆の視線を集め
あっという間に、講演に引き込んでいくプレゼンテーション
![Dr.H](https://blog.heartlife.or.jp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_9081-1024x768.jpg)
暗くなりがちな、知ってはいるけど、
できるだけかかわらないようにしていたテーマでしたが
どうやって死ぬか、ではなく、どう生きるか、ということを
さすが圧巻の林先生のプレゼンテーション、すばらしい講演でした。
![研修医の先生たちと林先生](https://blog.heartlife.or.jp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_9095-1024x768.jpg)
「資料をください」と言われることはあるのですが、
資料を読んでもこの感動は、このじーんとくる想いは伝えられません。
昔、CDを買えば何回でも聞けるのに
なんで一回しか聞けない、見れない音楽のライブに
みんな行くんだろうと思っていましたが、
今回の講演を聞き、いままでの講演を思い出し、
![講演会後の懇親会](https://blog.heartlife.or.jp/wp-content/uploads/2019/07/IMG_9085-1024x760.jpg)
そうか、生で聞くから響くんだ、
その場にいて、同じ熱量で聞くから伝わるんだ、
ということを実感させて頂きました。
自分が年をとったからか、林先生の講演がますますすごくなったからか
はわかりませんが、今回の「緩和救急」というテーマも
とても勉強になりました。
本当にありがとうございました。
またこれからもよろしくお願いいたします。