こんにちは、5月のブログ担当は栄養科です。
今回は「小児食物アレルギー負荷試験」について紹介します。
日本では年々食物アレルギーが増加し、特に小麦・卵・乳が全体の7割を占め「三大アレルゲン」と呼ばれています。年齢別にみると「未就学児」が50%を超えるという結果が出ています。
指示量に合わせて計量中
以前は「完全除去」が基本になっていましたが近年では「少量ずつ食べすすめる(耐性を徐々につける)」ことで治りやすくなると言われています。当院では専門医による経口負荷試験を実施し安全に食べられる量を決め、栄養士より調理方法や加工食品の紹介しています。
入院負荷試験ではお食事も影響しています