第56回救急症例検討会

第56回救急症例検討会

今年最後、第56回ハートライフ病院救急症例検討会が行われ

過去最高の 144名のみなさんが勉強会に参加していただけました。

院内からの参加も過去最高の64名と、今回の症例やテーマに興味を持っていただけたようです。

発表は研修医の大城先生が堂々と

当院ERでのECPR(ECMOを用いた心肺蘇生)の適応や、ECPR後の予後について調べ

だから、こういう根拠で、ECMOは回すんです!

ECPRをさせることで社会復帰が期待できると思うなら、病院連絡はこうすると良いと思います

ということを、わかりやすく説明してくれました。

また、あたりまえのことですが

救命の先にしか社会復帰はありません、

でも、社会復帰が期待できるかは現場で判断するのは難しい

だから現場では、常に全力で救命・蘇生を!

もし状況から、たとえ社会復帰の可能性は低いとわかっていても、

残される大事な人にとって「かけがえのない時間」を提供できるなら、その活動には大きな意味がある。

お互いの困難を知り、お互いを理解すること、その環境に身を置くこと、

そして当院の救急症例検討会のように成功したことだけでなく、こうすればよかった

ああすればもっとよかった、じゃあどうすればよかったをお互いに聞き会える

この環境を準備することの大事さを強く感じました。

 

そして、救命への熱い想いをもつみなさんがこんなにもいるこの地域は

きっとまだまだ、もっともっと良くなると確信しました。

 

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

 

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