今年も島尻消防さんと、ドクターカー連携訓練を行うことができました。
訓練初日は、ER研修最終日の喜屋武先生が訓練に参加
第1想定は、コンサートホールでのリハーサル中に照明器具が落下、真っ暗な場所に傷病者多数
救助を優先するのか、医療班を要請しており早めに救護所を設置するのか
ショートピックアップして集積場所をおくのか、救護所は狭隘な2階なのか、距離がある1階なのか
救急隊だけでなく、救助隊、指揮隊と連携する際には、きちんと各エリアにいるリーダーを探し
医療班がくることで現場を混乱させることのないように、
しっかりとしたグラウンドナースとともに研修医の先生は現場活動を行います。
1想定が終わると、それぞれの部門、評価者からできたこと、できなかったことを指摘され次の想定へ
まったく1想定目とは内容の異なる2想定目であっても、先程の反省を生かした現場活動が行われ
やっぱり訓練を繰り返すことが、現場医療活動の質の向上にはどうしても必要だと思わされました。
病院は、ERのメンバーもそれぞれ課題を持って訓練に挑みましたが
消防も、訓練企画者はこういった事案でドクターカースタッフの現場投入をするのかなど
練習のため、若手のスタッフをリーダーにして・・ではなく
隊長クラスが、本気の訓練に参加することで、より精度の高い課題がさらに明らかとなりました。
初日、暑かったですけど、熱かった。とっても勉強になりました。