北海道、青森、岩手、宮城を被災地と想定した「大規模地震時医療活動訓練」いわゆる政府訓練が
9月5日、6日に行われ、全国からDMATのみなさんが被災地に集まり活動をしました。
沖縄からはなんと19隊のDMATが被災地の函館を中心とした北海道の道南地域に集結
さまざまな場所で、さまざま役割を果たしながら実働に備えた訓練を行ってきました。
当院DMATは、外科医でもある国吉先生をリーダーとし北海道立江差病院で活動をしてきたそうです。
訓練コントローラーとしても、2名が参加
活動拠点本部が設置された五稜郭病院と、森町国民健康保険病院で訓練をお手伝いさせて頂きました。
森町国民健康保険病院では、総看護師長さんを中心に院内訓練をしっかり準備されていたものの
はじめて見る、聞く、一緒に活動するDMATのみなさんとの連携に当初は戸惑っていましたが
訓練がすすむにつれ、
地域を守るために何が必要で、どうしたらいいのかを一緒に考えるように成長していってくれました。
衛星電話が、内地と角度が異なり使えなかった・・・という経験も
含めてすべての実践が、今後の災害対応の支え、助け、指標になっていきます。
常勤医3名と大変厳しい地域の病院ですが
訓練中、支援DMATが提案した
「医師看護師の支援が来るまで救急患者、転送患者は一旦断りましょう」との意見に
院長先生がいわれた
「この地域の救急患者はここで診るしかないだろ」「ここで受けるんだ」という言葉
これこそが、地域医療だ! と心がふるえ、鳥肌が立ちました!!。
ほんとうに感動しました。
勉強になりました。 ありがとうございました!!