今年度初、通算54回目の救急症例検討会が当院2階講堂で行われました。
今回は、近隣の救命センターで同日、同時間に症例検討会が行われるという情報があり
開催時間を2時間早め、院内職員にとっては勤務時間内の 16時から18時で行いました。
院外の消防、救急隊のみなさんは、想定を越える62名の皆さんにご参加頂けました。
院内職員はまだ勤務時間内だよ、と参加は21名に限られてしまいましたが、
いままで参加できなかった部署、部門からの参加もあり、この時間帯の開催も有用と思われました。
発表は、最近急速にすすんでいる 救急DX、マイナ救急の話を東部消防の救急課の金城さんから
症例としては、ショックとはなんなんだ、血圧なのか、頻脈なのか、皮膚の冷汗湿潤なのか
カテコラミンリリースってなに
ショックとは主要臓器障害と末梢循環不全の所見を認識し、早期に介入することでショックに陥る
心肺停止に陥る手前で対応ができるんですよということを2年目研修医の石井先生から
恩河先生からは救急隊が死亡判断として行う6徴候について、時間とその機序について
そしてこれから増えてくるだろう孤独死の問題、課題などについても説明していただきました。
救命センターでの症例検討会があるにもかかわらず
当院の救急症例検討会に、83名のみなさんに参加していただけたことはすごいこと
と自分で自分たちを褒めたいと思います。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました〜〜