ハートライフ病院のER研修では、一定の基準を満たし希望する研修医には、指導医とともに
ドクターカーに同乗し、消防の救急車に乗って病院へ搬送するまでの病院前診療を実践させています。
限られた時間の中で、ショックを見抜き、その原因検索と対応、治療方針を同乗している看護師、救命士、消防職員と共有する
いままでERで通常行っている診療をぎゅっと短くした活動といえば簡単に聞こえるかもしれませんが
限られた資機材、スペースのなかで活動する場所を変えながら、最善を尽くします。
搬送後は「どうだった? 何ができた?」と振り返りますが
できなかったこと、次はこうしようと思うことが先生たちを成長させると信じています。
誰でも最初は頭が真っ白になるし、何をしていたのかわからなくなります。
それは指導医もドクターカーに乗り出したばかりの頃は、何も見えていなかったです・・
でもこの経験が、ひと、もの、場所が確保されているERという現場であれば
いままで以上に、効率的な活動がきっとできるようになると思っています。
がんばれ! 大城先生!!