外国からの観光客もいっぱいの京都で行われた
日本災害医学会総会に参加、今年も発表をしてきました。
特別企画として「能登半島地震の緊急報告会」も夜から行われましたが、
1000人を越えるみなさんが遅くまで、今回の災害の本質はなんなのか
県庁でDMAT本部は、防ぎ得た災害死、
災害関連による悲劇を低減するためにどのように考えて活動したのか
などについての報告を聞かせて頂きました。
たくさんの先生方、先輩方と腹をわったお話も聞くことができました。
あの時、お世話になったDMATの皆さんにもご挨拶することもできました。
ここでしか会えない、つながらない、
けど、実災害対応時にこの関係があるからこそ、円滑に
お互いが先を読んで活動できるチームが作れるんだと強く感じられました。
同じ釜の飯を食う、ような長い研修、繰り返し、たくさんの訓練をとおして、同じように災害対応を勉強し、成長し続けるDMATだからこそ
たくさんのチームが一斉に揃ったとしても、
規律を守り、効率的に動ける、活動できるんだろうなぁ
と本当に感じることができました。
ひとつの災害を乗り越えるたびに、
日本の災害医療は進化、進歩していきます。
本に、教科書になったときには、間違いなく
その対応の仕方は古いものになっています。
だからこそ、この学会には参加、勉強して先を見ていかなくてはなりません。
本当に勉強になりました。ありがとうございました。