仙台で行われたDMAT隊員養成研修に参加してきました。
各県でLocal DMAT(県内の局地災害に対応できるDMAT)隊員養成研修を受講済みの方が日本DMAT隊員(遠隔地派遣などを含めた活動のできるDMAT)になるための2.5日研修で、沖縄からは受講できません。
それは残念ながら沖縄では、このLocal DMAT研修を行っていないので、受講資格がないのが現状です。
県内で開催できるように働きかけてはいるものの予算の確保や、いろいろな問題があってできていません・・
そして隊員養成研修のカリキュラムが更新されることも発表され、今後はますます各県でLocal DMATになっておいでよということが求められていくはずです。
また、医師部門では、二次トリアージとしてのPATや、STARTの実技などがなくなることに加え、JATECに基づいた救護所診療などの部門もなくなるそうで、今まで以上に各地域で診療、トリアージについては自分たちで勉強、研修をしていかないと被災地や、多数傷病者事案で、消防や他の組織が言う
「赤が・・名、黄色・・名」
という言葉の意味が伝わらなくなっていってしまいそうです。
確かに、多くの被災地での活動で、医師がトリアージをする場面というのはほとんどありませんが、考え方や、他の職種がどう考えているかなどについては、知っておく必要があるものと思いました。
食わず嫌いはダメです、知っておくことは必要です、と考え
勧められ、はじめて「ホヤ」を食べました・・・