和歌山県の橋本市民病院で脳血管内治療科部長として働きながら
血管内治療の講師として国内外の学会や病院に招聘され
国内で起きる災害ではほぼ必ずDMATとして、支援活動をおこなっている
吉村 良 先生に特別講演でいらして頂きました。
「脳卒中診療とDX」というテーマから
脳外科の話、脳卒中の話、脳の血管内治療の話を中心にするのかな?と思っていましたが
地域医療に貢献しながら働き方を改革・仕事を効率化させる方法
先生が実践している内容を、しっかり講演してもらいました。
機械トラブルがあったにもかかわらず、
講演時間は延長することなく予定通りのぴったり一時間
内容も充実、納得で、あっという間の一時間、
よくこれだけの内容を時間をオーバーすることなく、1時間で話ができるなとびっくりしました。
でも、
「病棟への指示出しは午前中におわらせる」
「一般外来も時間内に終わらせる」
「予定手術は日勤帯で終わらせる」
「勤務の終了時刻を意識して、可能なら緊急も勤務帯をまたがない」
「ニーズに応じた勉強会は随時行う」
「クリニカルパスで業務のパターン化を」
などなどを実践しているからこその時間管理と思えば、納得です。
そして
働き方改革は医師のためではなく
すべての職員、地域の患者さんのためになる。
そのためには、平時からの取り組みが重要
ということがよ〜くわかりました。
なるほど、たしかに、
そうだ、そのとおりだ、と思わせるいろいろをお聞きできました。
当院ももっともっと効率化して、ワークライフバランスを改善させていけると強く感じました。
直前の講演会の案内だったにもかかわらず、
院長・副院長をはじめ、たくさんの職員に参加して頂けました。
吉村先生、パワフルでした。
本当にありがとうございました。
次はまたDMATの研修で〜!!