東京オリンピック2020がはじまり、連日のメダルラッシュに勇気づけられます。
今回、スポーツドクターとしてオリンピックの医務室で勤務する機会をいただき東京へ
勤務前に、夢の大橋に設置されている 聖火台を見に行きました。
テレビやマスコミの報道から、
コロナが蔓延、感染が爆発している東京には、
感染対策もほとんどしない若者がたくさんいて、路上飲みをしているんだろうな
今のオリンピックの開催、盛り上がりからは
きっと聖火台にも、たくさんの人が出ているんだろうと心配していましたが
びっくりするほど、人がいませんでした。
そして、電車の中も、みんなきちんとマスクをし、会話をしている人もいませんでした。
普通の夏休みにもかかわらず、空港にも観光客は少なく、走り回る子どもたちもみません。
ほんとに、ここ東京で?
夏休み中の今、ほんとに、オリンピックをしてる??
と疑問に思うほどの静けさ、寂しさがありました。
物事には必ず、表と裏があります。
ものの見方にも、良い見方をする人もいれば、悪い方に見る人もいます。
コロナ禍であり、オリンピックはすべきでない、中止すべきだ、
開催している今からでも、オリンピックは中止すべきという人も報道もあることは知っています。
なんで感染が広がっているこの時期にわざわざ東京に・・と言われているのも気づいています。
でも
この聖火台も
表から見るのと、裏から見るのでは、だいぶ見え方が違うかと思います。
このオリンピックの、スポーツの意義を、
ちゃんと自分の目で見て、聞いて、考えて、しっかり判断したいと思います。
東京でしかできなかった、日本でしか開催できなかったといわれるだろう
コロナ禍でのオリンピック、しっかり勉強したいと思います。