当院でもコロナ対応をはじめて一年が経過しました。
思えば、武漢からのチャーター機からはじまった日本のコロナ対応ですが
国民みんなに危機感、恐怖感を与えたのは、まちがいなくあの
ダイヤモンド・プリンセス号だったと思います。
なぜ、あの現場、感染対応に災害対応プロ集団であるDMATが呼ばれるんだ!?と思ったとき
感染管理がなっていない、はじめて命の危険を感じたと某大学教授に動画をあげられたとき
現場の実情を知らない上位組織と、目の前の助けてを助けるために奮闘した現場組織との話
など、よく出版できたなぁと思う話をたくさん知ることができました。
物語ではなく、おそらく、間違いなく!? 実話だと思います。
過去を学ぶことは未来を助けること、という意味も非常にわかるとてもいい一冊でした。
第4波のどまんなかで、本を読む暇もない、厳しい状況ではありますが、
それでも読む価値のある一冊です。読んでよかったと思える一冊でした。
あのとき、あの場所で、何がおきていたのか、ぜひご一読を