こんにちは!
薬局1年目のTです。
早いもので、働き始めて8ヶ月が経とうとしております。
入社当初からコロナなどでバタバタでしたが、少し落ち着いてきましたね。
しかしまだまだ油断できないので、引き続き感染対策していきましょう!
今回は抗がん剤の混合調製についてご紹介します!
抗がん剤はがん細胞を攻撃しますが、それだけではなく正常な細胞にもダメージを与えますので、混合調製する私たち薬剤師も曝露(体に抗がん剤を浴びる事)を防ぐ必要があります。
このようにガウン、シールド付きマスク、キャップを被り、手袋2重のフル装備にて、安全キャビネットの中で行っています。
基本的に閉鎖式器具という抗がん剤の飛散を防止できる調整器具を用いております。
測りとった薬液は、患者名・薬剤名・薬液量・混注するボトルやバッグに間違いかがないかを、必ずもう一人の薬剤師にダブルチェックしてもらってから混合調製しています。
混合調製し終えた薬剤は、払い出すナースや他患者様の曝露防止のため、ビニール袋に入れてから払い出します。
このように医療者の職場性曝露を防ぐための取り決めが色々ございます。
入社当初は不慣れなこともあり患者さんを待たせることもあったかもしれませんが、最近は正確性もスピードも追いついてきたように感じます。
しかし先輩薬剤師と比べるとまだまだです。
化学療法のレジメン(投与方法や治療計画の取り決め)や抗がん剤による副作用をサポートする支持療法の勉強などに励み、立派な薬剤師になれるよう精進していきます!