大分で行われた九州沖縄DMAT実動訓練にコントローラーとプレイヤーとして８名で参加しました。
当院と同じ災害拠点病院の大分赤十字病院さんに山田看護師と受援訓練のお手伝いをさせて頂きました。
今まで「支援する側」として活動してきた院内DMAT隊員や、日赤救護班の経験者も多く参加してくれていましたが、今回「支援を受ける側」としての立場を体験し、戸惑いや難しさを感じる貴重な機会となったようです。
一方、当院のDMAT本隊は外科の国吉先生を中心に、津波で孤立した津久見医師会病院へ出動。
情報収集、指揮支援、搬送支援などの本部支援活動を中心に活動を行いました。
事前に県内訓練などで**新EMIS（広域災害救急医療情報システム）の操作を練習していたこともあり、
現場ではしっかりと運用・活用ができ、他のDMATへも指導することができたと報告を受けています。
また森元救命士は、被災を受けた大分中村病院での院内訓練にコントローラーとして参加しました。
初めてコントローラー業務に挑戦する県外DMAT隊員と協力しながら、当院と同規模の訓練運営を、主体的に活動、経験することができました。
3か所の病院訓練に関わり、主導的に参加することができたことが大きな成果でした。
参加した全員が「できたこと」「できなかったこと」「すればよかったこと」を共有し、今後の院内訓練や災害対応に生かせる多くの学びを得ることができました。
そしていよいよ、次は院内訓練の本番です。
院内の皆さんにも「基本に忠実に、臨機応変に対応できる災害対応力」
を身につけていただけるよう、内容の充実を図っていきます！
引き続きご協力よろしくお願いします。
