自県だけでは対応しきれない大規模災害が起きてしまった時
数年で異動が繰り返される県庁職員だけでは、わからなかった、申し送りがなかった、はじめてだった
で、防ぎ得た災害死、災害関連死、防ぎ得た悲劇が数多く発生してしまうことがわかっています。
その際に、県庁職員へ適切なアドバイスができる「災害医療コーディネーター」の養成研修に
当直明けの休みを利用して、お手伝いに行ってきました。
この研修には、各県の保健所や県庁職員だけでなく、医師会役員や看護協会役員など
たくさんの職種、立場の方が、それぞれの意見をもちより交換し問題解決の方法と対応を学びます。
誰も悪くない、でも知らなかったからやらなかった、仕方ない・・
いわゆる「不作為の作為」「不作為の罪」で、自分の大切な人を失うことがないように
しっかり勉強し、地域、部署、部門に持ち帰ってもらえるよう、お手伝いをさせていただきました。
スタッフとして参加していますが、毎回感じることとして、日本の災害医療は日々進歩しています。
しっかり勉強し、僕達も成長していかないと、です。