4月3日におきた台湾東部地震で被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
当院では、新人研修、オリエンテーションが行われているなかに発災
沖縄県に3mの津波がくるという地震の自覚がないなかでの津波警報に
先日まで災害対策委員会の委員長であった
西原新院長を災害対策本部長とする、緊急災害対策本部をER内に設置
院内DMAT、院内災害対策委員会のメンバーを中心に、初期対応にあたらせて頂きました。
当院は西原の工業団地から近く、150名を越える避難者の方を病院内に引き受け
避難者対応をさせていただいたのが、今回の災害対応の本質だったかと考えています。
通常外来を続けながら、配慮の必要な避難者をクーラーの聞く院内に、一旦は引き受け
適切な時期に、適切な場所(避難所)へ、適切な方法(安全な経路を確認し)で誘導する
その体制をつくることができたのはいい経験となりました。
ただ、課題もたくさん見つかりました。
本部がどんな活動をしていたのかわからない職員のために報告書も鋭意作成中です。
しっかり院内で振り返り、災害対応の準備をこれからもすすめていかないとです。