これから災害支援としてボランティアで参加されるみなさんに、
被災地での活動についての注意点をお知らせします。
◯災害支援の原則は、自己完結です。
◯被災地に迷惑をかけないためもちこむ水や食料などは被災地外で購入して持参すること
◯被災者に迷惑をかけないよう、ゴミは出さない、余ったものを被災地においていかないこと
1. カップラーメンの汁は捨てられないので、スープはすべて飲み干す必要があります。
2. 寝袋はあっても、枕がないとゆっくり眠れません。
3. 床の上で寝ることになる場合、寝袋の下にはしっかりとしたマットレスがあるとよいです。
4. ウェットシートなどで拭きとりはしますが不十分で、洗髪できないことはストレスです。
5. タオルは多めにもっていくことがおすすめです。
顔や手を洗ったあとに拭き取る紙はなく、あってもゴミが増えます。
6. 生活用水として水2L/日を持参しましたが、
想像以上に水はのみませんし、トイレのことを考え、食事もあまりたべません。
7. スターリンクの衛星通信、Wi-fiは、すばらしい速度で情報通信ができ、助かります。
8. メール、伝言では、コミニュケーションエラーがおきることがあり、
複数の組織での相談などは、ZOOMなどでのFace to FaceでのWeb会議が有効でした。
9. 医療スタッフ、役場職員も被災者で、避難所から勤務しており、メンタル含めサポートが必要です。
10. 災害対応では多くの組織と連携する必要があり、話しやすい雰囲気づくり、他組織の方たちとのやわらかで、ゆるやかな関係作りが大事です。
指示されたことをするだけではなく、
被災地のために何をすればよいか、被災者とともに考え、活動することが大事です。
「すべては被災地・被災者のために」
「被災地の医療従事者を支えるために」