ロジスティックチームとは、
DMAT や日赤救護班、JMATなどのチームから被災地、避難所、被災病院などの情報を収集し、被災地外へ避難させる方法や手段の確保などを地域、石川県内全体と調整しながら、DMAT を含めた医療救護班を 必要とされる場所へ派遣する業務などを行うなど、いわゆる本部活動をおこなう(支援する)チームです。
北陸は小雪が舞う氷点下の朝が続いています。
路面は凍結し、被災地内には宿泊できる場所もないため
DMATの活動隊のみなさんは、本部の置かれた役場床や車で寝泊まりをしながら、
持参した食料や水などで被災地支援、病院支援、避難所支援活動を続けています。
被災地の状況ですが、
発災から2週間が経過しても上下水道は断水状態が継続し、
ガラスや壁の破損、倒壊した建物、道路の⻲裂、段差などもそのままで、
印象としては、熊本地震よりも復旧はだいぶ遅れている状態です。
役場職員も病院職員も被災者で、
避難所や病院で寝袋にくるまりながら地域の方のために頑張ってくれており、
バーンアウトなども心配な状態が 2 週間以上続いています。
また、被災した病院でも病床を制限しながら入院診療を続けていただいていますが、
断水に加え、スタッフの疲労もたまっており、通常の診療は継続が困難な状況となっています。
さまざまな組織と良好な連携をしながら被災地の医療従事者を支えること
被災地の医療従事者を支えることが、被災者のためになることだと考えています。
まだまだ、急性期の医療が必要な状況が続いています。