2023年10月18日〜20日の3日間、島尻消防本部で
「多数傷病者事故対応署所合同訓練 with Dr.Car」に参加させていただきました。
初日の訓練では、
どうしてこうなった?なんでこんなに混乱?混沌状態になったんだ?と
後悔と反省しかありませんでしたが、
この悔しさは一年後の訓練で・・・
ではなく、3日間、3警備のみなさんとそれぞれ全く違う想定を経験させていただくことで
災害・多数傷病者対応に必要な CSCA/TTTの重要性を再認識
とくにリーダー、コマンダーが必要か、どう活動すべきなのか、何をすべきなのか
二次トリアージと安定化治療が一連の流れで行なってしまうと混乱をきたしてしまうので
安定化治療を誰からするのか、きちんと評価して、情報をあげてトリアージすること
その上で、医師がすべき安定化治療
看護師ができる安定化処置、救命士・消防士にできる救命処置を理解しお願いすること
などたくさんの収穫、経験、勉強をさせていただきました。
混沌とした現場に秩序をもたらすためには
ある程度決まった形に整理整頓し、必要な情報をリーダーにあげる
リーダーはその情報から、安定化処置、搬送の優先順位を救急指揮と相談し決定する。
できて当然、と思うかもしれませんが
今回の訓練がなければ、いざ実働で今回のような多数傷病者事案が起きたら
たくさんの後悔、防ぎえた災害死の傷病者がでてしまったことでしょう。
訓練だからこそ新しい取り組みもできます。
そして、訓練だからこそ失敗をいい経験に変えることができます。
備えよ常に、
備えなければ、失敗する準備をしているのと同じことです。
頑張りましょう!!