第一回沖縄子どもメディカルラリーが無事、開催できました。
参加者33名、運営スタッフ84名、あわせて117名
に保護者のみなさんを考えると、約150名近くのみなさんに当院にお集まり頂けました。
開会式では、当院近隣の市町村からゆるきゃらのみなさんがお手伝いに来てくれました。
佐久川廣病院長の開会の挨拶もすばらしかったです。
浦添市吹奏楽団のみなさんによるファンファーレ、ウェルカム演奏
沢岻小学校金管バンドのみなさんもパプリカではダンスでも盛大に盛り上げていただけました。
大人が混乱してしまっている子どもたちだけの現場で、どのように対応するのか
午前中にしっかり勉強、実習したことを、午後のシミュレーションで実践してもらいました。
一般の大人でもできないだろう、三角巾や雑誌を使っての固定や
感染対策をしながらの圧迫止血
アナフィラキシーをおこしたお友達へのエピペン使用では
なぜエピペンを打った患者さんは救急車を呼ばないといけないのか
午前中の講義をしっかり覚えている子どもたちがたくさんいたのには驚きました。
こどもたちだけで心肺蘇生ができるのか?
そんな場面なんてあるのか?
ではなく、救急隊、救急車が来るまでの8分間、僕たちだけでもできることがある。
ちゃんと119番通報ができないと、救急隊だって来られないということもしっかり伝わっいました。
そして、胸が苦しいと訴えるおじいちゃんへお薬を飲ませる対応では
こどもたちなりの優しさを感じられるとてもいいステーションになっていました。
また医療は救急だけではなく、リハビリや介護までつながっていることも伝えたくて
車椅子で坂道をおりるのがどんなに不安で怖いのか
すぐそばで支えてくれる人がいてくれることがどんなに心強いのかということも
今回のラリーのテーマでもある
困っている人がいたら「大丈夫ですか」「手伝いますか」と
声をかけられる、手を差し伸べられるそんなたくさんのシナリオをしっかりクリアしてもらえました。
運営スタッフのみんなが子どもたちの真剣な眼差し、優しい目にとても癒やされました。
そして、子どもたちの才能、能力って無限なんだなぁと思わされました。
このこどもラリーが、ハートライフ病院の・・ではなく
県内の、たくさんの場所で開催していけると未来はもっとよくなっていくだろうと思います。
ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。