沖縄で初となる「第一回おきなわ子どもメディカルラリー」の開催が決定しました。
メディカルラリーとは、チェコ発祥で医師、看護師、救命士がチームを作り、用意された困難なシチュエーションに挑み、その対応について得点を競う競技会で、全国各地で行われ救急医療の質の向上につながっています。
今回沖縄で初開催となる「子どもメディカルラリー」は、2012年に大阪の千里救命救急センターが日本で初めて開催したメディカルラリーの子供版です。
それは、子どもたちだけでいる時に、誰かがけがをしたり、倒れている人を発見した際に、「大丈夫ですか?」と声をかけ、外傷処置、胸骨圧迫、AED(自動体外式除細動器)などで適切な手当てをしながら、119番通報ができるようになることを目的に企画されています。
方法としては、まず心肺蘇生法や外傷処置の講習を保護者と一緒に受けた後、実際の救急現場を再現したシナリオステーション(ST)や、競技そのものを楽しんでもらうサービスステーション(SS)で、全てを子どもたちだけで考え、応急処置や初期対応などを実践してもらいます。それぞれのステーションで、迅速性や正確性、チームワークなどが評価され、総得点で優勝を競っていもらいますが、
一番の目的は多くの子どもたちに命の大切さ、人を思いやる気持ちを持っていただくこと、またそれを支える保護者のみなさんに救命医療、地域医療への興味を持って頂き、災害への準備をすすめてもらうきっかけとなればと考えています。
ですが、子どもたちの未来、将来を考えてのイベントなので、このラリーの参加するために、子どもさんたちから参加費を頂きません。
なので、お手伝いいただくみなさんにお支払いできる謝金なども準備できません。
このイベントの趣旨にご賛同頂ける医療従事者のみなさまの善意に期待してのボランティア募集になりますが、もし協力してもいいよ! という方がおられましたら、ぜひ、ご参加をよろしくお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/1c7QlNmQQZjA0U7esvuim9BR4C8KGf9TES-HxEDodBiY/edit