第45回救急症例検討会

第45回救急症例検討会

何度も何度も延期し、検討に検討を重ね

9ヶ月ぶりに救急症例検討会を行うことができました。

感染対策として、現地参加の人数を制限

ZOOMによる検討会参加の準備も整え

座席座席の間隔広くした上で、さらにひと席ずつあけることで、前後左右に十分な距離を保ち

窓を空けサーキューレーターを2台設置

CO2モニタリング

入口での体温チェックなど

日本DMATの研修などで行っている感染対策以上の対策

事前にできるとおもわれることはすべてさせていただきました。

不要不急の会議の延期・中止をといわれているのに・・

これ今やらなきゃいけないの??と言われているのもしっていますが、

ERの研修の一環として、必要で重要な検討会です。

1年目の初期研修の先生にとっては研修開始後4ヶ月が経過して初の検討会です。

多くの人の前にしっかりとした、興味を惹かせるプレゼンテーションをする、

そのための症例の下調べ、準備、対策、対応を勉強することに加え

消防のみなさんの現場活動の苦労を知り、病院前、消防の活動を理解する

というER研修の大きな目的があります。

 

紙面では勉強できない、ERの中だけでは学べない、

リアルな声を聞くことができる、貴重な研修です。

それを

コロナ禍を理由に、研修医の先生の貴重な勉強、成長の機会を奪ってはいけない!

そして、消防との関係も

こんな時だからこそ救急隊と病院との連携、協力をしっかりしていかないといけない!

と思わせる事態、事案も複数経験し、その頻度も増えてきていました。

でもこういった検討会をとおして

顔の見える関係、名前で呼べる関係が増えていくことで、

連携して活動する時だけでなく、困った現場での消防の活動の仕方など

それぞれの消防の隊長さんたちから実際の注意点などを聞くこともできました。

また

今回もWEB(ZOOM)を併用させていただいたことで

現地(消防21+病院21)+WEB(消防70+5)=117名

のみなさまにご参加いただきました。ありがとうございました。

 

できない、やらない理由を言うのではなく、

どうやったらできるか考えること、実行すること

非常時を平時におとしこむ努力をしていくことが本当に大事だと思っています。

 

発表してくれた、Aいだ先生、Kみやま先生、Nかいし先生 お疲れさまでした。

事前準備から検討会中、ネット環境やZOOM管理を手伝っていただいた、

Cねんさん、Aさとさん、本当にありがとうございました。

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