多数傷病者想定の消防・ドクターカー連携訓練を病院敷地内で行いました。
初日は、酷暑の中、当院への救急搬送の多い4消防のみなさんに声をかけ
MCの枠を越え(中部MCから2消防、南部MCから2消防)
初日は
宜野湾市消防本部さん、東部消防組合消防本部さん、中城北中城消防本部さんにご参加いただき
ハートライフ病院からの帰署途上、通行人に呼び止められ案内されると
強風に煽られ、足場が倒壊した建築現場に
瓦礫にはさまれた複数傷病者がいるのを現認した想定で訓練を行いました。
ドクターカーナースとして自立した看護師さん、病院救命士さん、ER研修中の中石先生が臨場
現場での医療を経験しながらも、ほんとにそこで医療を、点滴をすることが求められているのか?
現場の医師が救命士に直接指示をすることで、より多くの傷病者に医療提供ができるのではないか?
搬送の優先度を下げ、ちょっと遠くまでの搬送に耐えられる処置をすることが求められているのか?
いつも行っている
「ちゃんと待つ医療」を行った上での
「病院前での攻めの医療」の提供ができるか
を評価させていただきました。
今回の訓練場所は、病院食堂の裏手の、狭隘なスペースとし
通常外来患者様の診療や、車両通行のお邪魔にならない場所としたことで
立体駐車場の日陰から、訓練の全体像を俯瞰で見てもらうことができる環境もご準備でき
直前の案内だったにも関わらず
当院職員に加えて、近隣病院や消防のみなさんにも本気の訓練を見て頂くことができました。
訓練後は、反省ばかりでしたが、これが実災害でなくてよかったね、
訓練でできないことは、実事案でできるはずがないよね、
言い訳をしたって人は助けられないよ、と厳しいこともいいましたが、
やはり、頭の中で、机上で、だけではできないことが証明された形になりました。
もっともっと訓練をしましょう!
そして、実災害、多数傷病者に備えていきましょう!!
いまのままでは・・・
どんなふうに活動すれば・・・については
二日目の訓練で、一つの形、結果を見せたいと思います。