令和3年度の、院内災害対策訓練を
高崎総合医療センターから 町田浩志先生をお招きし、
病院幹部のみなさんに参加していただき、実施することができました。
通常であれば、模擬傷病者をいれてのトリアージ訓練や
なんちゃって本部立ち上げ訓練で、形だけ訓練となっているのではないか
本部をすれば、本部だけ、トリアージ部門を担当すれば、トリアージの仕方だけ・・
といつまでたっても災害対策の全体像をわかってもらえないよねと悩んでいましたが、
前橋赤十字病院から異動された、あらたな病院で、たったひとりで訓練を企画、運営された
という情報をお聞きし、とおいとおい沖縄までいらしていただき、
Hospital MIMMSコースを基礎とし、沖縄の、当院用にアレンジさせていただいたシナリオを
「プレホスピタル期」「受入期」「根本治療期」そして「回復期」まで
災害を4つのフェーズに分けて、机上訓練をお手伝いしていただきました。
そして、第二部として、机上訓練後には特別講演として
「局地災害対応は平時の救急医療の応用である」として
実災害を、なんども対応、乗り越えられた先生だからこその経験談と
机上訓練では、つたわりきらない、
「黒タグの取り扱い」 や「救援者ストレス」について
非常に熱く、深く、お話をいただきました。
参加できた病院職員のみなさんは、僕も当然ですが、
やっぱり来ていただいてよかった
お話していただいて、すごくよかった、
ものすごく、伝わる、
こころに響く特別講演でした。
町田先生、遠いところはるばるいらしていただき
本当にありがとうございました。