西原町で予定していた コロナワクチン集団接種を事故なく安全に
1000人規模で行うことができました。
新聞によれば、問診から接種、経過観察までの所要時間は「30分程度」と
非常にスムーズに滞ることなく行えたのは、たくさんの役場職員の方のお手伝いと
動線の確認と、部門部門での役割分担、そこで何を・・の目的を明確にしたこと
接種中に、淀み(滞り)が出たときには、人員を再配置して流れをよくしたこと
そして、急変、状態変化した町民の方が出たときに対応できるスタッフを確保
仮設の救護所を準備、設置していたことで、救急搬送までせず問題を解決できたこと
さらに
病院で行うワクチン接種への協力経験のある看護師、薬剤師さんなどを十分数投入し
薬液の希釈・分注・チェック・ダブルチェックを確実に行えたこと
またワクチン接種の問診の担当には、臨床経験の豊富な新垣先生
今回の「攻めのワクチン接種」に賛同いただいた奥島名誉院長
救急科研修中の本坊先生、上原先生、
今年から循環器内科へ異動してきてくれた比嘉先生の協力があったからこそです。
今後も、当地域の「攻めのワクチン」戦略は続きます。
ドクターカーで現場に出ていくのは、搬送中に重症化するのを防ぐため
より早期の医療介入で、救命、社会復帰を目指すための活動です。
救急部門がワクチン接種に積極的に協力することも
コロナで重症化する患者さんを事前に治療することと
ワクチンを打つことで急変(アナフィラキシー)する方を、すぐに治療し重症化を防ぐこと
目的は同じ! プレホスピタルでの活動です。
未病の段階で治療する、発症直後から治療する、
病院前救急を行うことで救命、社会復帰、平穏な日々が訪れると信じているからです。
まだまだ、ワクチン接種がつづきますが、がんばっていきましょう!!