岐阜で行われた 日本救急医学会総会に参加、発表をしてきました。
コロナ禍での開催ということもあり厳密な入場制限が行われた上で
会場内もソーシャルディスタンスがとられ、1席ずつ離れた座席の配置になっていました。
さらに会場入口には、サーモグラフィーと消毒液がおかれ、
使用を勧めるスタッフが配置され、何度も何度も手洗いを勧められました。
これが、感染のリスクを最小に抑えた会場運営なんだろうなぁと思われました。
例年であれば、ここでしかお会いできないたくさんの先生方と情報交換などを行うのですが、
今年はそれは許されず、ホテルでコンビニの弁当を食べるという非常に寂しい学会の夜でした。
そのため、せっかく岐阜に来たんだからと
数日前にテレビで報道されていた「岐阜タンメン」をたべに
学会場から30分ほどお店まで散歩しに行ってきました。
だいぶ、にんにくの効いたラーメンでしたが、
とても美味しくいただくことができました。
また現地参加しなければできないことをしなければ、コロナ禍のなか、現地に行く意味がありません。
日常臨床で悩む症例に対して、先進的な治療を行う施設の発表の先生には
直接、質疑応答でどのように医療資機材を利用しているかをあっちでもこっちでもお聞きしました。
一分を削り出す努力を続けるドクターカーやドクターヘリの発表などを中心に講演を聞き、
ドクターカーで現場活動しているとき行ったエコー画像をどのように取り込んでいるか、
現場での動画撮影をどのように行っているかという実災害現場での活動のTipsを
直接、あちこちの病院の先生からお聞きすることもできました。
病院をあけた数日間、ご迷惑をおかけしましたが、
やはり県内だけでは見識がどうしても見える世界が狭くなってしまうことを実感、
コロナが落ち着けば
若い先生たちも、もっともっと外にでて研鑽を積んでほしいと強く感じた学会参加でした。
やっぱり、全国学会はいいね〜〜